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岡山県 教員採用試験 論作文試験の特徴×傾向×過去のテーマ他

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教員採用試験 岡山県 論文
岡山県の教員採用試験を受験する、目指している人に向けて試験情報を書いています。

本記事では岡山県の論作文試験(特徴、傾向、過去問など)について書いていきます。

他のページでも岡山県の試験概要、筆記試験、面接試験の特徴や傾向について書いています。

教員採用試験 岡山県 論作文試験の特徴

論作文は2次試験に実施されます。

論作文は筆記試験でみることができない、受験生の教育に関する熱意や常識、人間性などを文章から評価される試験です。

試験では「しっかりとテーマを把握できているか」「具体的に記述できているか」「教育的熱意は伝わるか」といった観点から評価されます。

論作文をしっかり書くためには、書き方をみにつけて、自分なりのパターンを確立するしかありません。

そのため、筆記試験と同じように早めから対策をしていく必要があります。

試験時間は60分、文字数は800字以内で実施します。

最低でいも9割以上は書く必要があるため、720字前後を目安に書きましょう。

教員採用試験 岡山県 論作文の傾向

岡山県の論作文は、「ある文章を読んで、自分の考えを書く」という出題方法です。

文章を読み取る力(課題把握能力)と自分の考えを書く力(経験)が評価されます。

当然ですが、テーマの把握がずれていると、いくら自分の考えを書いても評価はあがることはありません。

教員採用試験 岡山県 論作文 過去のテーマ例

次の文章を読み、子どもたちの自己肯定感を育むためにどうすればよいか、自分の考えを書け。

自己肯定感とは、自分自身を価値ある者だと感じる感覚だ。自信と言っても良いかもしれないが、単に人より優れているという感覚とは違う。

誰にも長所や短所、人よりうまいと思えるところもあればそうでないところもある。

それら全てを含めた自分、ありのままの自分を好きだと感じ、自分を大切に思える気持ちが自己肯定感だ。

他者との比較ではなく、無条件的なもので、生きていくための大きな力となる。

日本をはじめ韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの七カ国の満十三~二十九歳の子ども・若者を対象とした意識調査をまとめた内閣府資料「平成二十六年版 子ども・若者白書」によると、自己肯定感の項目で「自分自身に満足している」の問いに対し肯定的な回答は、アメリカ八十六・〇%、イギリス八十三・一%、韓国七十一・五%に比べ、日本は四十五・八%と、七カ国中最も低い。

また、「自分には長所がある」についても、日本は最も低い。

日本人の美徳としての謙虚さなのか、本当に自信がないのか、いずれにしても日本の子どもたちはもっと自信を持って良いはずだ。

自己肯定感が低いと、自信のなさから他人を認めることができず、良好な人間関係を築くことが難しくなる。

他人の顔色をうかがい、他人が自分のことをどう思っているかがとても気になってしまう。

そんな不安定なものを拠り所にしていると、不安な気持ちで毎日を過ごしていかなければならない。
(教育時報 平成二十七年八月号 「自己肯定感を育む」)

次の文章を読み、自分の考えを書け。
「子ども(相手)の立場に立って、その心理的事実を受容・共感し、大人(教師)の立場に戻って支援・指導を行う」。

教育相談の基本姿勢を問われたら必ずこう答えます。

「どんなに悪いことをしてしまった子どもであっても、そうせざるをえなかった気持ち(心理的事実)は、ありのままに受け止めよう。

しかし、非なる行いに対しては『ならぬことはならぬもの』との姿勢を崩してはならない」。

このような姿勢であれば、「表面的な反省を求める指導」の前に、反発や苦しみ等の気持ち(心理的事実)を十分吐き出させようとするでしょう。

自らの責任の取り方を考えさせるのは、その後です。これに「バランスのとれた安定化・社会化機能」が続きます。

学校も家庭も、子どもに愛情を注ぐ(安定化)ことと、躾ける(社会化)という二つの機能をもっています。

この二つの機能を二軸に取ると、保護者(教師)の姿勢四類型が得られます。教育相談が目指すのは、児童生徒一人一人を「かけがいのない存在」として愛情深く、温かく見守りながらも、「ダメなものはダメ」と自らの責任を果たせるよう支援することです。

教育相談の先人たちは、「子どもの前に壁として立つ」「菩薩と明王」「母性と父性」「関与する」「正対する」等、様々な表現をしています。

「ふだんは優しいけど悪いことをしたら厳しく叱ってくれる」

子どもたちはより簡潔に説明してくれます。この他にも、良い点を積極的に評価する(肯定的評価)、共に汗したり歓んでくれるなど、
「大好きな先生像」には共通点が多くみられます。いずれも、教育相談の基本姿勢として大切にしたいものばかりです。
(「教育時報」平成二十六年十二月号 「学校教育相談の充実を目指して」