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栃木県 教員採用試験 筆記試験の特徴×傾向×過去問他

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栃木県 教員採用試験 試験情報
栃木県の教員採用試験を受験する、目指している人に向けて試験情報を書いています。

本記事では、栃木県の筆記試験(試験の特徴、傾向、過去問例、合格点など)について書いていきます。

ほかの記事では栃木県の試験概要や倍率、面接試験の傾向、過去問、質問内容などについても書いています。

教員採用試験 栃木県 筆記試験の特徴

栃木県の筆記試験は教養試験(教職教養、一般教養)と専門教養が実施されます。

教養試験は全受験者共通問題を解答します。
問題数は50問で試験時間は50分です。

1問あたり1分で解答する必要があるため、時間配分には気をつけておきましょう。

専門教養は受験する校種・教科によって異なります。
小学校
共通問題(国語、社会、算数、理科)と選択問題(音楽、図工、体育、家庭)から1つ選んで解答します。

試験時間は80分、各教科20点×5科目で100点の配点です。

中学、高校、養護教諭
試験時間は音楽・美術・保健体育志望の人は50分、それ以外の人は80分で解答します。

配点は実技試験がある音楽・美術・保健体育は50点、それ以外は100点です。
特別支援学校
試験時間は40分、配点は100点満点です。

それぞれの試験に基準点(総受験者の平均点)があり、それを満たしていないと他の試験がよくても不合格になります。

教員採用試験 栃木県 教養試験の傾向

栃木県の教養試験は教職教養大問7題(小問15問)、一般教養大問7題(小問35問)の合計50問の出題があります。

見てのとおり、一般教養の出題数が多いです。

問題のレベルは高くはないため、基礎分野をしっかり対策しておけば正答できる問題が多くあります。

教員採用試験 栃木県 教職教養の傾向

毎年、教育原理の出題が多く出題されています。

特に「特別支援教育」「教育時事」からの出題が多いです。答申集などを使って勉強しておきましょう。

その他、教育法規や教育心理、教育史は総合的に出題されています。

出題数も多くはないため、基本的な法規や人物名、学説などを中心に覚えてしまいましょう。

教員採用試験 栃木県 教職教養の過去問例

次の文は「子供の貧困対策に関する大綱」(平成26年8月29日閣議決定)の一部である。
文中の( (1) ),( (2) ),( (3) )にあてはまる語句の適切な組合せを,下のアからエのうちから一つ選べ。


教育の支援においては,( (1) )を子供の貧困対策のプラットフォームと位置付け,
①学校教育による( (2) ),②学校を窓口とした( (3) )関連機関との連携,③経済
的支援を通じて,学校から子供を( (3) )的支援につなげ,総合的に対策を推進する
とともに,教育の機会均等を保障するため,教育費負担の軽減を図る。


ア.⑴ 地域  ⑵ 学力保障  ⑶ 医療
イ.⑴ 学校  ⑵ 就労支援  ⑶ 医療
ウ.⑴ 地域  ⑵ 就労支援  ⑶ 福祉
エ.⑴ 学校  ⑵ 学力保障  ⑶ 福祉

教員採用試験 栃木県 一般教養の傾向

一般教養は大問7(小問35問)の出題があります。

国語、数学、理科、社会、英語の5教科から万遍なく出題があります。

科目ごとの出題数をみると、国語8問程度、数学、理科、社会7問程度、英語6問程度の出題があります。

教養試験で平均点以上を取るためには一般教養で点数を取ることが必須です。

国語は長文読解で空欄に当てはまる漢字や接続詞を選ぶ問題が出題されています。

薄い問題集で出題が多い漢字などを調べておきましょう。

栃木県の過去問(国語)

1.文中の下線部①から④にあたる漢字を,それぞれのアからエのうちから一つ選べ。
①ア.除  イ.如  ウ.叙  エ.徐
②ア.象  イ.照  ウ.称  エ.償
③ア.胚  イ.背  ウ.廃  エ.配
④ア.差  イ.鎖  ウ.狭  エ.唆

数学は方程式、関数、確率、図形と各分野から1問ずつ出題されています。

図形や確率は公式や解き方をしっていれば解ける問題が多いです。

まずは公式などを押さえて、問題演習を繰り返しましょう。
栃木県の過去問(数学)

1.A,B,C,Dの4人が1列に並ぶとき,その並び方は何通りあるか求めよ。
ア. 8通り  イ.12通り  ウ.16通り  エ.20 通り  オ.24 通り

理科は化学>生物=物理≧地学の頻度で出題があります。

計算問題はあまり出題されておらず、知識の確認問題が多く出題されています。
栃木県の過去問(理科)

1.次の物質のうち,沸点が最も高いものはどれか。
ア.水  イ.窒素  ウ.エタノール  エ.プロパン

社会は日本史=地理>政治=経済>世界史の頻度で出題があります。

分野に限らず総合的な出題が目立つようになってきました。

しかし、どこかで聞いたことある問題ばかりなので、問題演習で頻出分野の把握をしておきましょう。
栃木県の過去問

1.次の1,2,3 のことがらと最も関係の深いものを,それぞれのアからエのうちから一つ選べ。
1.壬申の乱 【ア.推古天皇    イ.天武天皇 ウ.桓武天皇 エ.聖武天皇】
2.御成敗式目【ア.徳川家光    イ.源頼朝  ウ.北条泰時 エ.豊臣秀吉】
3.日清戦争 【ア.ベルサイユ条約 イ.南京条約 ウ.下関条約 エ.ポーツマス条約】

英語は会話文を読んで空欄に当てはまる文章を選ぶ問題です。

英単語を覚えておくことは必要ですが、会話文独特の言い回しを知っておくようにしましょう。
栃木県の過去問

次の対話文の(   )にあてはまる最も適切な文を,それぞれのアからエのうちから一つ選べ。
A:Do you know the man in the newspaper?
B:Yes. He is a man who runs fifty hotels all over the world.
A:Oh, really? (    )
ア. He must be familiar with running a newspaper.
イ. He must be very capable of reading a newspaper.
ウ. He must be familiar with running from hotels.
エ. He must be very capable of managing hotels.

教員採用試験 栃木県の合格基準

栃木県の選考基準は少し変わっています。

1次試験は筆記試験と面接試験の総合評価で判定されますが、全員がすべての試験を評価されるわけではありません。

評価されるための条件1
小学校志望者は教養試験、専門試験の総合得点で上位者(採用予定数の3倍程度)に入ること。

しかし、小学校の採用予定数は合格者数から推測すると約300人です。受験者数が900人もいないので、実質全員が条件に当てはまると思います。

中学校、高校、養護教諭志望者は専門教養の得点上位者(採用予定数の3倍程度)に入ること。

例えば昨年の中学校社会の採用予定数は合格者から推測すると約20人。受験者数は122人いますが、60人程度しか評価対象にならない、ということです。

評価されるための条件2
条件1に加えて、①教養試験の点数で全体の平均点以上をとること。専門教養も平均点以上をとること。

例えば教養試験で90%の点数をとっても、専門教養で平均点を取れていないと総合点数は高くても評価対象外=不合格です。

そして注意しなければいけないことは、小学校志望者は総合得点の上位者から採用予定数の1.5倍程度、その他は専門教養上位者から採用予定数の2倍程度合格をだすことになります。

偏った対策ではなく、バランスよく対策した人が合格する試験だということですね。