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東京都教員採用試験 日本の中心で教員を目指す

東京都教員採用試験

 東京都で教員になりたい!そのために何を準備すればいいのか教えてほしい。

と、いった疑問を解決します。

どうも、福永です。

この記事は東京都教員採用試験の概要を簡単にまとめています。

具体的な内容はこちら。

本記事を読めば東京都の教員になるために必要なことが5分くらいで理解できますよ。

教員採用試験の対策をはじめる前に試験の全体像を把握することが大切です。

理由は、試験内容を知らないと対策ができないからです。

後述していますが試験内容はめちゃくちゃ多いです。

試験内容を知っておかないと無駄な時間を過ごすことになりかねません。

効率よく対策をするためにも試験の概要を理解しておきましょう。それではご覧ください。

関連記事 東京都教員採用試験 倍率がひくい時代がきました。

東京都教員採用試験 求める教員像

求められている人材は自治体によって違います。

理由は自治体によって目指す教育や抱えている問題が違うからです。

例えば大都市は世界に羽ばたくような人材を育てる教育をしますが、地方は都会に人材が流れないように、地元愛を育む教育に力をいれますよね。

自分のやりたい教育と自治体が求める教員像にミスマッチがないようにしましょう。

東京都が求める教員像
  • 教育に対する熱意と使命感をもつ教師
  • 豊かな人間性と思いやりのある教師
  • 子供の良さや可能性を引き出し伸ばすことができる教師
  • 組織人としての責任感、協調性を有し、互いに高め合う教師

教育に対する熱意と使命感をもつ教師

  • 子どもに対する深い愛情
  • 教育者としての責任感と誇り
  • 高い倫理観と社会的常識

豊かな人間性と思いやりのある教師

  • 暖かい心、柔軟な発想や思考
  • 幅広いコミュニケーション能力

子供の良さや可能性を引き出し伸ばすことができる教師

  • 一人一人の良さや可能性を見抜く力
  • 教科等に関する高い指導能力
  • 自己研さんに励む力

組織人としての責任感、協調性を有し、互いに高め合う教師

  • より高い目標にチャレンジする意欲
  • 若手教員を育てる力
  • 経営参加への意欲
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東京都教員採用 試験日程

東京都教員採用試験は7月~8月にかけて選考があります。

2019年(平成32年度)の日程は次のとおり。

申込受付 【インターネット出願推奨】
3月26日~5月9日
【郵送受付】
3月26日~5月10日(消印有効)
1次試験 7月14日(日)
1次試験合格発表 8月13日(火)
2次試験 8月24日、25日、9月1日、8日の指定された日
最終合格発表 10月18日(金)

関東地区は同じ日に実施

教員採用試験は自治体ごとに選考をやっているので試験日が違っていれば複数の自治体を受験することができます。

しかし東京都から近い神奈川県や千葉県(千葉市)など関東地区は同じ日に試験を実施するため併願することができません。

2019年(平成32年度)は九州地区も同じ日に試験があります。東海地区や関西地区で併願を考えてみましょう。

関連記事 【2019年版】教員採用試験 日程一覧まとめ

東京都教員採用 試験内容

教員採用試験は自治体ごとに試験をおこなっているため、実施内容も自治体によって異なります

正確に試験内容を理解しておかないと効率よく対策をすることができません。

東京都で実施される試験内容は次のとおり。

1次試験 教養試験
専門教養
論文
2次試験 集団面接
個人面接
実技試験

東京都教員採用試験 教養試験の内容

  • 試験時間:60分
  • 問題数:大問31題、解答個数25個
  • 形式:マークシート方式

出題傾向を「東京都教員採用試験 過去問は最初にやれ!話はそれからだ。」で深堀しています。

時間を見つけて読んでおきましょう。

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東京都教員採用試験 専門教養の内容

教員として各教科(科目等)の授業等を行う上で必要な専門的教養に関する問題が出題されます。

  • 試験時間:60分
  • 問題数:教科による
  • 形式:マークシート方式

科目ごと、分野ごとに基準点が設定されています。

東京都教員採用試験 論文試験の内容

文章を通して課題把握、教師としての実践的指導力、論理的表現力等を評価します。

  • 試験時間:70分
  • 字数制限:1,050字以内(35字×30行)

小学校志望者は「小学校の教育に関するテーマ」、それ以外の受験者は教育に関するテーマ(2題)から1題を選択して記述します。

詳しい傾向や出題テーマを「東京都教員採用試験 論文試験は教員の指導力が見られる?」で書いています。参考にしてください。

東京都教員採用試験 集団面接の内容

与えられたテーマについて受験者同士で話し合いをしたり、面接官の質問に答える試験です。

  • 試験時間:40分
  • 受験者:5人
  • 面接官:3人

試験はコミュニケーションが非常に重要なスキルです。自分の意見をハキハキ言う、他人の意見をよく聞くことが大切です。

試験の傾向を「東京都教員採用試験 集団面接の内容にダマされるな!」で詳しく説明しているので確認しましょう。

東京都教員採用試験 個人面接の内容

自己アピールや志望動機について面接官の質問に答える試験です。

  • 試験時間:30分
  • 面接官:3人

面接は当日に提出する面接カード及び単元指導案をもとに質問されます。自信を持って答えられるように内容を考えましょう。

実際に質問された内容や傾向を「東京都教員採用試験 個人面接を恐れるものは不合格!」で解説しています。参考にしてください。

東京都教員採用試験 実技試験の内容

実技試験がある教科と内容は次のとおり。

小学校(英語コース)
  • 200語程度の英文の聴解とその英文の内容等に関する質疑応答
  • 200語程度の英文の音読とその英文の内容等に関する質疑応答
英語
音楽

以下の3点全てを行う。

  1. ピアノ初見演奏
  2. 声楽初見視唱
  3. ピアノ伴奏付き歌唱

以下の7曲のうちから当日指定された1曲をピアノで伴奏しながら歌う。

  1. 「赤とんぼ」(三木露風作詞􀀃 山田耕筰作曲)
  2. 「荒城の月」(土井晩翠作詞􀀃 滝廉太郎作曲)
  3. 「早春賦」(吉丸一昌作詞􀀃 中田章作曲)
  4. 「夏の思い出」(江間章子作詞􀀃 中田喜直作曲)
  5. 「花」(武島羽衣作詞􀀃 滝廉太郎作曲)
  6. 「花の街」(江間章子作詞􀀃 團伊玖磨作曲)
  7. 「浜辺の歌」(林古溪作詞􀀃 成田為三作曲)

移調は可能とし、伴奏譜は指定しないので各自で用意する。

美術

色鉛筆による静物画

保健体育

以下の6種目全てを行う。

  1.  器械運動〔マット運動〕(倒立前転、側方倒立回転跳びひねり、伸膝後転、前方倒立回転跳び)
  2. 陸上競技〔ハードル走〕(40mハードル走)
  3. 水泳(水中から25m背泳ぎ、25m平泳ぎ)
  4. 球技〔バレーボール〕(アンダーハンドパス、オーバーハンドパス)
  5. 武道〔柔道〕(後ろ受け身、前回り受け身、大腰、支え釣り込み足)
  6. ダンス〔現代的なリズムのダンス〕(実技試験の受験者にあらかじめ指定する課題及び課題曲に合わせたダンス60秒程度)
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東京都教員採用試験 倍率

2018年に実施された試験の最終倍率は2.9倍でした。

全国でもトップクラスの低倍率です。科目・校種によっては高倍率なものもありますが、ここまで下がるとは驚きました。

2018年

東京都全体 受験者 合格者 倍率
2018年 11,365 3,917 2.9

2017年

東京都全体 受験者 合格者 倍率
2017年 13,335 3,027 4.4

2016年

東京都全体 受験者 合格者 倍率
2016年 14,432 3,042 4.7

科目ごと、試験ごとの詳細は「東京都教員採用試験 倍率がひくい時代がきました。」に書いています。

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東京都教員採用試験 年齢制限

教員採用試験の年齢制限は、幅広い経験のある人を採用するため年齢制限を撤廃(60歳未満)する都道府県が増えています。

しかし東京都は若手育成の方針があるので一定の制限があります。

2019年(平成32年度)の年齢制限は「昭和55年4月2日以降に生まれた人」が受験することができます

特別選考で受験する人は「昭和35年4月2日以降に生まれた人」を対象としています。

関連記事 教員採用試験 何歳まで受験できる?年齢が高くても合格できるのか?

東京都教員採用試験 採用人数

教員の大量採用は終了したといわれていますが、ここ2年間の採用人数は全国で増加傾向にあります。

2019年は中高共通区分で昨年より150人減少しています。

2019年(平成32年度)の採用人数は次のとおり。

小学校 1,570人
中高共通 国語 1,110人
地歴・公民
数学
理科(物理、化学、生物)
英語
音楽
美術
保健体育
小中共通 音楽 100人
美術(図画工作)
小中高共通 家庭 30人
中学校 技術 40人
高等学校 情報 40人
商業
工業
農業
特別支援学校 小学部 60人
中学部技術 若干名
国語 100人
社会
数学
理科
英語
保健体育
音楽
美術
家庭
理療 若干名
自立活動 若干名
養護教諭 80人

東京都教員採用試験 主な特例(特別)選考

今までの経験や実績に応じて、試験の一部免除等の優遇措置を受けることができます。

条件を確認して、当てはまれば積極的に特別選考で受験してみましょう。

東京都の主な特別選考は次のとおり。

  • 正規教員特別選考
  • 東京都正規教員特別選考
  • 常勤講師特別選考
  • 非常勤講師特別選考
  • 社会人経験特別選考

東京都教員採用試験 正規教員特別選考

国公立学校の正規教員として、平成31年3月31日までに3年以上の勤務経験があり、平成31年4月1日現在も引き続き採用されている人は、教養試験が免除。

東京都教員採用試験 東京都正規教員特別選考

過去に、東京都公立学校の正規教員として、3年以上の勤務経験があり、平成31年3月31日現在、東京都公立学校の正規教員として在職していない人は、教養試験が免除。

東京都教員採用試験 常勤講師特別選考

東京都公立学校を含む国公私立学校において、平成28年4月1日~平成31年3月31日までの間で常勤講師として1年以上の勤務経験がある人は教養試験が免除。

東京都教員採用試験 非常勤講師特別選考

東京都公立学校を含む国公私立学校において平成28年4月1日~平成31年3月31日までの3年間で非常勤講師の経験が1年以上ある人は特に免除はありません。

東京都教員採用試験 社会人経験特別選考

民間企業、官公庁、私立学校、日本人学校において平成31年3月31日までに通算して2年以上の勤務実績がある人は1次試験に適性検査が追加されます。

関連記事 講師経験者、社会人経験者は有利?|教員採用試験の特別(特例)選考とは。

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東京都教員採用試験のまとめ

東京都の教員採用試験について概要を書きました。

見てのとおり試験は多義にわたります。

「先生になれたらいいな~」

と、いうマインドでは合格することは難しいです。

まず傾向を理解、そして計画を立てて実行することを意識して合格するための準備をはじめましょう。

関連記事 東京都教員採用試験 過去問は最初にやれ!話はそれからだ。

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福永 真
42歳 関東圏在住/大卒→中学・高校教員(社会科)→教育出版業を経て教職コンサルタントとして躍進中。教育問題の課題、解決に向けたセミナーを開催・企画しています。