東京都教員採用試験

東京都教員採用試験 教養試験の勉強は過去問から始まる

東京都教員採用試験 教養試験の傾向
都民
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東京都の教養試験ってどんな科目が出題されるの?傾向や問題が知りたいです。

と、いった悩みや疑問を解決していきます。

どうも、福永です。

この記事は東京都教員採用試験の教養試験を攻略する内容を書いています。

先日、下記ツイートをしました。

これについて内容を深堀していきます。

教養試験は1番対策に時間がかかる試験です。

教養試験の出題傾向や頻出パターンは決まっているので勉強をはじめる前に知っておけば圧倒的に勉強の負担を減らすことができますよ。

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教員採用試験 教養試験とは

教養試験は教員採用試験で実施される筆記試験の1つです。

教養試験は「教職教養」と「一般教養」の2つから構成されています。

教職教養は教員としてやっていくうえで必要な知識のことで、学習指導要領や生徒指導などを勉強します。

一般教養は今まで中学~高校で勉強してきた知識のことです。

教員採用試験 教養試験の特徴

教養試験は、

  • 出題傾向がある
  • 科目数が多い

と、いった特徴があります。

出題傾向がある

教員採用試験は都道府県ごとに行われているので、試験傾向も都道府県ごとに違います。

そのため勉強を始める前に受験先の傾向を把握しておくと負担を減らすことができます。

試験科目数が多い

教養試験の科目は15科目以上あります。

例えば教職教養は、

  • 教育原理
  • 教育法規
  • 教育心理
  • 教育史

の4科目あります。

一般教養は国語や英語、数学など合わせて12科目くらいになります。

このように試験科目が多いので出題傾向を知る必要があるんですね。

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東京都教員採用試験 教養試験の傾向

実施時期 1次試験 実施日 7月14日(日)
試験時間 60分 出題形式 マークシート形式
問題数 31題 解答個数 25個

東京都の教養試験は1次試験に実施されます。

試験時間は60分で、問題数31題、解答個数25個に解答します。

問題は1~22番まで必須解答、残り3問は受験する区分によって選択式。

出題形式は全問マークシート方式

  • 「5つの記述から適当なものを選べ」
  • 「組合せとして最も適切なもの選べ」

で答えさせる問題が多くでます。

東京都教員採用試験 教養試験の試験科目

先ほど、教養試験の科目について書きましたが、そのうち東京都の教養試験は「教職教養」と「時事・ローカル問題」が出題されています。

出題されている科目と特徴は次のとおり。

教育原理 学習指導要領や生徒指導など教員として必要な知識の原点となる科目
教育法規 教育基本法や学校教育法など教員として知っておかないといけない教育関連の法令知識。
教育心理 児童生徒の学習に関する心理過程や成長発達についての基礎的知識。
教育史 日本、世界の教育思想や教育制度を学び、当時の子ども観や教育観がどのように生まれて普及したのかを知る科目
教育時事 文教関係予算、全国学力調査など文部科学省が出す答申や通知から出題があります。
ローカル 東京都教育大網、東京都立高等学校入学者選抜英語検査改善検討委員会報告書など東京都教育委員会が出す資料から出題があります。
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東京都教員採用試験 教養試験の勉強法

負担を減らす勉強手順
  • 勉強の前にすること①
    過去問を分析する
    結論をいえば過去問が勉強のすべてです。

    過去問を5年分ほど分析すれば、

    • 科目ごとの出題数
    • 科目ごとの出題分野

    を知ることができます。

  • 勉強の前にすること②
    出題数の把握

    教養試験の科目数は多いですが、すべての科目から均等に出題されることはありません。

    そのため、出やすい科目、まったくでない科目に分類することで勉強する優先順位をつけることができます。

  • 勉強の前にすること③
    出題分野の把握

    科目によって出る部分、出ない部分があります。

    負担を減らすには出る部分を集中的に勉強したほうが効果的ですよね。

  • 勉強の前にすること④
    テキストを買う

    ここでやっとテキストを購入しましょう。

    おすすめのテキストは「【2020年度】 教員採用試験 おすすめの参考書と使い方」を参考にしてください。

  • 最後に
    勉強する

    購入したテキストをひたすら繰り返して勉強しましょう。

    基本的に1冊を勉強すればOKです。

    参考書によって多少の違いはありますが、覚えるべきポイントに差はありません。

東京都教員採用試験 教養試験の勉強法① 出題内訳の把握

まずは科目ごとの出題数を把握して、優先順位を決めましょう。

過去3年間の科目別出題数は次のとおり。

2019年 2018年 2017年
教育原理 8 13 13
教育法規 7 9 8
教育心理 4 2 3
教育史 1 2 1
教育時事 6 3 3
ローカル 3 2 3
合計 29 31 31

東京都教員採用試験 教養試験の勉強法② 頻出分野の把握

例えば教育法規。

たくさんの法律があって、何から手をつけたらいいかわかりませんよね。

この図をご覧ください。

東京都教員採用試験 教育法規

これは私が過去問を分析して作成した科目ごとの分野内訳データの1部です。

見てのとおり「教育公務員特例法」が6年連続で出題されており、勉強は必須だとわかりますね。

逆に学校図書法はあまり出題されていないので、勉強の優先順位は下がります。

他にも教育時事のこのデータ。

東京都教員採用試験 教育法規

全国学力・学習状況調査」が2年おきに出題されていますね。

2014年→2016年→2018年→2020年と予測できます。

こんな感じで過去問を分析すれば、

どの科目の、どの分野」を優先して勉強すれば効率的なのかわかるんですね。

しかし、このデータを作るのって結構めんどい・・・

そんな人は「東京都教員採用試験 教養試験の出題分野一覧」を参照してください。役に立つはずです!

東京都教員採用試験 教養試験の過去問

最後に東京都で出題された問題を紹介します。

問題のイメージやレベルを掴むことが大切なので参考にしてください。

東京都教員採用試験 過去問(教育原理)

次の文章はある学習指導の事例に関するものである。この事例における学習指導の方法の名称として最も適切なものは,下の1~5のうちではどれか。

小学校第6学年の担任であるA教諭は,国語の「読むこと」の学習において,尾括型の説明的な文章を教材として用いて,筆者の主張を把握することをねらいとした学習指導を行った。A教諭は,この学習の導入で,文章の構成や,筆者の主張が述べられている箇所を児童に把握させるために,新聞のコラム欄の短い記事を提示した。そして,この新聞記事が「序論-本論-結論」という文章構成になっていることや,「結論」部分に筆者の主張が述べられているということを説明した。その後の学習で,児童は,新たに提示された説明的な文章の構成と,先に学習した新聞記事の文章の構成とを関連付けることができ,説明的な文章の中の筆者の主張を的確に把握することができた。

  1. 問題解決学習
  2. 発見学習
  3. 有意味受容学習
  4. インドクトリネーション
  5. プログラム学習

東京都教員採用試験 過去問(ローカル問題)

平成29年度における東京都教育委員会の施策に関する記述として適切なものは、次の1~5のうちのどれか。

  1. 小・中学生の理数に対する資質・能力の伸長を図るため、小学生の理科・算数等の能力を競い合う「小学生理科コンテスト」、理科・算数に関わる研究成果を展示・発表する「小学生科学展」、化学に高い興味・関心をもつ中学生が専門家から指導を受ける「東京ジュニア科学塾」を実施した。
  2. 共生社会の実現に向け、障害のある幼児・児童・生徒の自立を目指し、一人一人の能力を最大限に伸長して、社会に参加・貢献できる人間を育成していくため、東京都特別支援教育推進計画(第二期)に基づき、特別支援学校、小学校、中学校及び都立高等学校等の全ての学びの場における指導と教育環境の更なる充実等に取り組んだ。
  3. 東京2020大会の開催都市にふさわしい、運動・スポーツに親しむ元気な児童を育成するために、小学校において、健康教育を中心とした体力向上、健康づくりを推進する「スーパーアクティブスクール」を指定し、基本的生活習慣の定着・改善に向けた取組や、成果を広く発信することを通して都全体の健康教育をより一層推進した。
  4. 都立高等学校において、理数に興味を持つ生徒の裾野を拡大するために、特色のある教育活動を実施する高等学校等24校を「知的探求イノベーター推進校」として指定するとともに、「理数イノベーション校」、「理数アカデミー校」以外の都立高校生で理数に興味・関心をもつ生徒を対象に「理数研究ラボ」を実施した。
  5. 東京都公立学校の若手教員に必要とされる基礎的知識・技能の着実な定着と資質の向上を目指し、教諭としての使命感、幅広い知見及び実践的指導力を得させるため、2年間で若手教員を系統的に育成することを目的として、東京都若手教育育成研修を実施した。また、各教員が研修履歴等を確認できる「マイ・キャリア・ノート」を導入した。
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東京都教員採用試験 教養試験のまとめ

東京都の教養試験は難易度が高いです。

理由は次のとおり。

  • 空欄補充の問題が少ないので単純暗記では正答できない
  • 複数の問題が絡んで出題されている
  • 見たことのない資料から出題される

しかし出題される内容はメジャーな分野が多いので基礎をしっかり叩き込むことで十分点数をとることができます。

対策に時間がかかるので、早めに行動しましょう。

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福永 真
42歳 関東圏在住/大卒→中学・高校教員(社会科)→教育出版業を経て教職コンサルタントとして躍進中。教育問題の課題、解決に向けたセミナーを開催・企画しています。