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東京都教員採用試験 論文試験は教員の指導力が見られる?

東京都教員採用試験 論文試験を攻略

東京都の論作文って、どんな傾向なの?

東京都の論作文の特徴は?

論作文のテーマが知りたい。

このような情報を求めている方、多いのではないでしょうか。

本記事では「東京都の教員」を目指している人に向けて論文試験の『傾向』や『過去のテーマ例』などについて書いていきます。

論作文試験は筆記試験では見ることができない受験者の「人間性」や「論理的思考力」「教育への情熱・やる気」などの考え方を評価する試験です。また、文章力をみることで賢さや経験の濃さがわかるとも言われています。

論作文試験の内容も評価の対象になります。筆記試験や面接試験が良くても、論作文で不合格になることもあります。そうならないためにも準備をしておきましょう。

東京都教員採用試験 論文試験の傾向

東京都教員採用試験 論文試験の傾向

東京都の論文試験は「選考区分」「受験校種」によって傾向が異なります。そのため、志望する校種の傾向を把握して対策することが重要です。

東京都では「小学校全科」「小学校全科以外の校種・教科」で特徴が異なります

「小学校全科(理科コース含む)」は、テーマ(課題)について、910字以上、1050字以内で記述する必要があります。試験時間は70分。

「小学校全科以外の校種・教科」は、2つのテーマ(課題)があるので、好きなほうを1題選択して記述します。字数制限は910字以上、1050字以内です。試験時間は70分。

出題テーマ、傾向は受験する区分によって異なる。

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東京都教員採用試験 論文試験 過去問(テーマ)

実際に出題された主な選考区分の論文テーマです。一度、書いて、誰かに評価してもらいましょう。

東京都 教員採用試験 小学校 論文の過去問

次の記述を読み、下の問題について、論述しなさい。

あなたは、第5学年の学級担任である。年度初めの学年会で、学年主任から「昨年度の児童の学習や生活における課題について、次のような引継ぎを受けました。まず、各教科等の学習において、学んだことを日常生活や学習にすすんで活用しようとする態度が十分とは言えないとのことでした。

また、係活動において、指示された仕事には真面目に取り組むものの、各係の活動の意味を理解して工夫して役割を果たそうとする意欲に欠けるため、5年生から始まる委員会活動などを進める上での課題となるのではないかとのことでした。そこで、今年度の学年経営の方針は「学習や生活における児童の意欲的な態度を育む。」という話があった。

学年会終了後、学年主任からあなたに、「先ほどの学年経営の方針に基づいて、学級経営の重点をどこに置き、どのように取り組んでいくか。具体的に考える必要がありますね。」と話があった。

問題

学年主任の発言を受けて、あなたなら学級担任としてどのように学級経営を行っていくか、「学習指導」と「生活指導」について具体的な方策を一つずつ挙げ、それぞれ10行(350字)程度で述べなさい。その際、その方策を考える上での問題意識やまとめを明確に書き、全体で30行(1050字)字以内で述べなさい。ただし、26行(910字)を超えること。

東京都 教員採用試験 小学校全科以外の教科・科目 論文の過去問

A 次の記述を読み、問題に答えなさい。

年度初めの職員会議で、教務主任から、「昨年度、学校で独自に実施した生徒対象の学習に関する調査の、『授業中に自分の考えを表現することができた。』の項目で、『できなかった』の回答が多くありました。また、各教科の教科主任からも、自分の考えはもっているものの、それを的確に表現できない生徒が多いという報告を受けています。

そこで、今年度、各教科の指導において、『自分の考えを的確に表現する力を育む。』を重点事項にしたいと思います。」と報告があった。職員会議終了後、指導教員からあなたに、「先ほどの重点事項に基づいて、どのように学習指導に取り組んでいくか、具体的に考える必要がありますね。」と話があった。

問題

指導教員の発言を受けて、あなたならどのように学習指導に取り組んでいくか、志望する校種と教科等に即して、具体的な方策を二つ挙げ、それぞれ10行(350字)程度で述べなさい。その際、その方策を考える上での問題意識やまとめを明確に書き、全体で30行(1050字)字以内で述べなさい。ただし、26行(910字)を超えること。

B 次の記述を読み、問題に答えなさい。

あなたは、生活指導・保健指導部に所属している。年度初めの生活指導・保健指導部会で、生活指導主任から、「昨年度、各委員会活動において行った生徒対象のアンケートの、『自らの役割を責任をもって果たすことができた。』の項目で、『できなかった』の回答が多くありました。また、委員会活動の担当教員からも、自らの果たす役割は何かということを自覚していない生徒が多いという報告を受けています。

そこで、今年度、生活指導・保健指導部として、『自らの役割を責任をもって果たすことができる力を育む。』を重点事項にしたいと思います。」と報告があった。部会終了後、生活指導主任からあなたに、「先ほどの重点事項に基づいて、生活指導・保健指導部の一員として、どのように指導に取り組んでいくか、具体的に考える必要がありますね。」と話があった。

問題

生活指導主任の発言を受けて、あなたならどのように児童・生徒の指導に取り組んでいくか、志望する校種に即して、具体的な方策を二つ挙げ、それぞれ10行(350字)程度で述べなさい。その際、その方策を考える上での問題意識やまとめを明確に書き、全体で30行(1050字)字以内で述べなさい。ただし、26行(910字)を超えること。

終わりに

論作文は練習することで評価を上げることができます。必ず、書いたら誰かに見てもらってくださいね。自分一人では対策することはできない試験です。

論文なんて誰もみてくれないよ・・・

確かに、論文を軽く見てくれる人ってなかなかいないと思います。

講師の方は勤務先の校長先生や国語の先生に、大学生は教職課や就職課に相談しましょう。もしくは予備校を使う手もあります。

お金はかかりますが、費用に見合うリターンは何倍もありますよ。合格するためにある程度の出費は必要です。

私のおすすめする「資格の学校TAC」は論作文に特化した対策を行っています。しかも添削回数は無制限で見てくれます。

うまく活用して論文試験を突破しましょう。

ABOUT ME
福永 真
大学卒業後、9年間中学・高校の社会科教諭として勤務。家庭の事情で退職後、某出版社へ就職。教員採用試験の担当を7年経験して41歳で独立。現在、大学や短大で今までの経験を活かし、教職アドバイザーとして活動中。高校受験の家庭教師もやっています。