大阪府教員採用試験

大阪府教員採用試験 教養は一般知能を攻略せなあかん理由

大阪府教員採用試験 教養試験の傾向

 教養試験ってどんな試験?傾向や効果的に勉強する方法を教えてほしい。

と、いった疑問を解決します。

どうも、福永です。

この記事は大阪府教員採用試験の教養試験を攻略する内容を書いています。

具体的な内容はこちら。

本記事を読むことで大阪府の出題傾向や難易度、勉強方法を知ることができます。

勉強の仕方が分からない人や、忙しくて勉強時間の確保がなかなかできない人におすすめの内容です。

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大阪府教員採用試験 教養試験の基本情報

実施時期 1次試験 実施日 7月6日(土)
試験時間 90分 形式 マークシート
問題数 30問

大阪府の教養試験は1次試験に実施されます。

教養試験である程度の点数をとった受験者のみ面接試験を受けることができます。

試験時間は90分で、問題数30問に解答します。

出題形式は全問マークシート方式、

  • 「正しい組み合わせはどれか」
  • 「誤っているものはどれか」

で答えさせる問題が多くでます。

配点は1問5点×30問=150点。

大阪府教員採用試験 試験科目

大阪府の試験科目は特殊なので注意が必要です。

一般的に教員採用試験の教養試験は「教職教養」と「一般教養」で構成されることが多いです。でも、大阪府の教養試験は「教職教養」と「思考力・判断力を問う問題」から出題されます。

基礎知識
  • 「教職教養」は学習指導要領や生徒指導など教員として必要な知識。
  • 「一般教養」は中学~高校で学習した国語や数学などの知識。

大阪府で出題されている科目は次のとおり。

教育原理 学習指導要領や生徒指導など教員として必要な知識の原点となる科目
教育法規 教育基本法や学校教育法など教員として知っておかないといけない教育関連の法令知識。
教育心理 児童生徒の学習に関する心理過程や成長発達についての基礎的知識。
教育史 日本、世界の教育思想や教育制度を学び、当時の子ども観や教育観がどのように生まれて普及したのかを知る科目
数的推理 「速さ」「確率」「図形の計量」「整数」「混合算」「方程式」といった分野から出題があります。
判断推理 「集合」「論理」「位置関係」「順序関係」「対応関係」といった分野から出題があります。
空間把握 「立体図形」「展開図」といった分野から出題があります。
資料解釈 グラフや図表を見て設問に答える出題があります。
文章理解 文章理解は300字数程度の文章(現代文、英文)を読んで設問に答える問題です。「要旨把握」「内容一致」があります。
女
思考力・判断力を問う問題ってなに?

思考力・判断力を問う問題」って聞きなれないですよね。

思考力・判断力を問う問題は「一般知能」とよばれており、主に公務員の採用試験で使われている問題です。

いくつかの条件や指示を読んで正答を導き出す問題が多く、クイズやパズルのような出題が多いです。

例えばこんな問題がでています。

ある朝、5人の生徒A,B,C,D,Eが別々に登校してきた。この5人が学校に到着した順番について次のア、イのことが分かっている。

  • ア AとBの間に到着したのは2人だけである。
  • イ CとDは連続して到着している。

Eについて確実にいえるものはどれか。1~5から1つ選べ。

  1. Bの次にDが到着したのなら、Eは1番目に到着した。
  2. Cの次にAが到着したのなら、Eは5番目に到着した。
  3. Cが2番目に到着したのなら、Eは1番目に到着した。
  4. Dが2番目に到着したのなら、Eは5番目に到着した。
  5. Dが3番目に到着したのなら、Eは1番目に到着した。

大阪府HPより

少し考えれば解けそうですが、5分くらいで解く必要があります。

分野ごとの特徴は「公務員試験 一般知能『数的推理』の特徴と傾向|過去問で内容理解」が参考になるので、時間があるときに読んでみましょう。

大阪府教員採用試験 教養試験の過去問

大阪府教員採用試験 過去問(教育原理)

次の各文のうち、「人権教育・啓発に関する基本計画」(平成23年4月1日閣議決定(変更))の中の人権教育・啓発の推進方策に関する記述の内容として誤っているものはどれか。1~5から一つ選べ。

  1. 対象者の理解度に合わせて適切な人権啓発を行うことが肝要であり、そのためには、対象者の発達段階に応じて、その対象者の家庭、学校、地域社会、職域などにおける日常生活の経験などを人権尊重の観点から具体的に取り上げ、自分の課題として考えてもらうなど、手法に創意工夫を凝らしていく必要がある。
  2. 子どもを単に保護・指導の対象としてのみとらえるのではなく、基本的人権の享有主体として最大限に尊重されるような社会の実現を目指して、人権尊重思想の普及高揚を図るための啓発活動を充実・強化する。
  3. 学校においては、国際化の著しい進展を踏まえ、各教科、道徳、特別活動、総合的な学習の時間といった学校教育活動全体を通じて、広い視野を持ち、異文化を尊重する態度や異なる習慣・文化を持った人々と共に生きていく態度を育成するための教育の充実を図る。
  4. 高齢者の人権についての国民の認識と理解を深めるとともに、高齢者も社会の重要な一員として生き生きと暮らせる社会の実現を目指して、人権尊重思想の普及高揚を図るための啓発活動を充実・強化する。
  5. 人権啓発に当たり、具体的な事例を取り上げ、その問題を前提として対象者が自由に議論することは、啓発を受ける人の心に迫ることにはならず、効果的な人権啓発とは言えない。

大阪府教員採用試験 過去問(判断推理)

パン屋で、アンパン、ジャムパン、カレーパン、メロンパンの4種類のパンを合わせて10個買った。買ったそれぞれのパンの個数について、次のⅠ~Ⅲのことが分かっている。

  • Ⅰ 4種類のパンをそれぞれ少なくとも1個は買った。
  • Ⅱ 買ったアンパンの個数とジャムパンの個数は等しい。
  • Ⅲ カレーパンをメロンパンよりも多く買った。

このとき、次のア~エのうち、確実にいえるものを○、そうでないものを×とした場合、正しい組合せはどれか。1~5から一つ選べ。

  • ア アンパンを2個買ったとすると、メロンパンは1個しか買っていない。
  • イ カレーパンを5個買ったとすると、ジャムパンは2個しか買っていない。
  • ウ 買った4種類のパンのうち3種類のパンの個数が等しいとすると、アンパンは1個しか買っていない。
  • エ メロンパンよりもジャムパンを多く買ったとすると、カレーパンは3個しか買っていない。
1 ×
2 × ×
3 × ×
4 × × ×
5 × × × ×
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大阪府教員採用試験 教養試験の勉強法

効率よく勉強するためには過去問を使って傾向を知ることが大切です。

理由は科目によって出題数や頻出分野が異なるからです。

例えば教職教養は15問でます。内訳をみると教育原理9問に対して教育史は1問しか出題されません。

教育史に時間をかけるよりも教育原理に時間をかけた方が点数はあがりますよね。

出題傾向がわかれば少ない時間でも十分点数を取る勉強ができるので、はやめに過去問を使って傾向を把握しましょう。

大阪府教員採用試験 教養試験の出題内訳

科目ごとの出題数がわかれば優先順位をつけて勉強することができます。

2018年(平成31年度)の出題数は次のとおり。

科目 出題数
教育原理 9
教育法規 5
教育心理 1
教育史 1
数的推理 2
判断推理 4
空間把握 2
資料解釈 1
文章理解 5

大阪府教員採用試験 教養試験の出題分野

過去問を使って傾向を分析すれば出題分野まで知ることができます

2018年(平成31年度)の出題分野は次のとおり。

科目 分野 出題
教育原理 教育課程
生徒指導 2
学校・学級
学習指導要領 2
教育時事
特別支援教育 2
人権教育 2
生涯学習
安全教育 1
教育法規 学校教育法
教育基本法 1
日本国憲法
地方公務員法 1
教育公務員特例法
学校保健安全法
道路交通法
個人情報保護法 1
児童福祉法 1
障害者基本法 1
教育心理 心理学の歴史
学習
発達
教育評価
性格と適応 1
心理療法
教育史 西洋教育史 1
日本教育史
数的推理 方程式 1
不等式
整数
規則性
確率
割合と比
速さ 1
平均算
図形の計算
判断推理 集合 1
論理 1
順応関係
対応関係 1
試合
証言
数量
手順
暗号
位置関係 1
空間把握 平面図形
立体図形 1
投影
展開図 1
回転移動
資料 数表 1
グラフ
文章理解 現代文 2
英文 3
過去問は何年分くらい見ればいいの?

最低でも5年分は見ることをおすすめします。

下の図は私が作成した大阪府の出題分野一覧から1部抜粋した図です。

学習指導要領の出題率は100%でして、さらに「中学校学習指導要領」から出題されていることがわかりますね。

過去問5年分をみれば、こういった情報を手に入れることができるので早速はじめてみましょう!

過去問分析は面倒だな・・・楽な方法はないかな・・・って人は「大阪府教員採用試験 出題傾向一覧」をご覧ください。

終わりに

大阪府の教養試験は最低限の学力があるか、どうかをみるために行われている気がします。

そのため、倍率も比較的緩やかですし、合格点も高くありません。

傾向にそって、勉強していれば問題ありません。

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福永 真
42歳 関東圏在住/大卒→中学・高校教員(社会科)→教育出版業を経て教職コンサルタントとして躍進中。教育問題の課題、解決に向けたセミナーを開催・企画しています。