神奈川県教員採用試験

神奈川県教員採用試験 過去問をみれば教養試験の傾向がわかる!

神奈川県 教員採用試験 過去問

 神奈川県の教養試験ってどうやって勉強すればいいの?傾向とか知りたいな。

と、いった悩みに回答します。

どうも、福永です。

この記事は神奈川県教員採用試験の教養試験を攻略する内容を書いています。

具体的な内容はこちら。

本記事を読むことで傾向を知ることができます。

神奈川県は高得点を取る必要があります!

なぜなら1次試験は筆記試験の点数で合否が決まるからです。

多くの自治体は筆記試験の点数と面接試験の評価で総合的に合否を決めますが、神奈川県は1次試験に面接がありません。

なので、必然的に筆記試験の点数が重要なんですね。

傾向がわかれば効率よく勉強できるようになりますよ。ぜひ、ご覧ください。

※神奈川県、横浜市、川崎市、相模原市は同じ問題を使っています。

神奈川県教員採用試験 教養試験の基本情報

実施時期 1次試験 実施日 7月14日(日)
試験時間 60分 出題形式 マークシート形式
問題数 50題 解答個数 50個

神奈川県の教養試験は1次試験に実施されます。

例年、大問50題、解答個数は50個

全問マークシート方式で、

  • 「組合せとして正しいもの」
  • 「記述してある内容について適当な(適切でない)もの」
  • 「空欄に当てはまるもの」

などを5つの選択肢から選ぶ出題形式です。

配点は1問2点×50問=100点満点。試験時間は60分。

試験には最低基準点が設定されており、それを下回ると専門教養が満点でも不合格になります。

基準点は教養、専門ともに30点。

神奈川県教員採用試験 試験科目

教員採用試験は自治体によって出題される科目が違います。一般的に教養試験は「教職教養」と「一般教養」で構成されています。

上記科目のほか「自治体に関する出題」や「一般常識」などがあります。

基礎知識
  • 「教職教養」は学習指導要領や生徒指導など教員として必要な知識。
  • 「一般教養」は中学~高校で学習した国語や数学などの知識。

神奈川県の教養試験は19科目から出題があります。

出題されている科目は次のとおり。

教育原理 学習指導要領や生徒指導など教員として必要な知識の原点となる科目
教育法規 教育基本法や学校教育法など教員として知っておかないといけない教育関連の法令知識。
教育心理 児童生徒の学習に関する心理過程や成長発達についての基礎的知識。
教育史 日本、世界の教育思想や教育制度を学び、当時の子ども観や教育観がどのように生まれて普及したのかを知る科目
教育時事 文部科学省が出す答申や通知から出題があります。
人文科学 国語、英語、音楽、美術などから出題があります。
社会科学 日本史、世界史、地理、政治、経済のほか法律に関する出題も増えています。
自然科学 数学、物理、化学、生物、地学の出題があります。

関連記事 教員採用試験 教職教養ってどんな科目?勉強法まとめ

神奈川県教員採用試験 教養試験の過去問

神奈川県教員採用試験 過去問(教育原理)

次の記述は、「生徒指導提要」(平成22年3月文部科学省)「第1章 生徒指導の意義と原理 第1節 生徒指導の意義と課題」からの抜粋である。

空欄( ア )~( エ )に当てはまるものの組合せとして最も適切なものを、後の①~⑤のうちから選びなさい。

1  生徒指導の意義

生徒指導とは、一人一人の児童生徒の( ア )を尊重し、個性の伸長を図りながら、社会的資質や( イ )を高めることを目指して行われる教育活動のことです。

すなわち、生徒指導は、すべての児童生徒のそれぞれの人格のよりよい発達を目指すとともに、学校生活がすべての児童生徒にとって有意義で興味深く、充実したものになることを目指しています。

生徒指導は学校の( ウ )を達成する上で重要な機能を果たすものであり、( エ )と並んで学校教育において重要な意義を持つものと言えます。

  1. ア-権利 イ-決断力 ウ-教育目標 エ-教育相談
  2. ア-権利 イ-決断力 ウ-生活目標 エ-学習指導
  3. ア-権利 イ-決断力 ウ-生活目標 エ-教育相談
  4. ア-人格 イ-行動力 ウ-生活目標 エ-教育相談
  5. ア-人格 イ-行動力 ウ-教育目標 エ-学習指導

神奈川県教員採用試験 過去問(教育法規)

日本国憲法で保障されている社会権に含まれる権利として最も適切なものを,次の①~④のうちから選びなさい。

  1. 裁判を受ける権利
  2. 財産権
  3. 選挙権
  4. 教育を受ける権利
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神奈川県教員採用試験 教養試験の勉強法

科目が多すぎて、何から手をつけたらいいかわからない・・・

って、思う人は過去問5年分を分析してみましょう。

理由は科目によって出題数や頻出分野が異なるからです。

例えば教育心理の出題率は全国的に5%ほどです。あまり出題がないので後回しにする受験者は多いです。

しかし神奈川県の過去問をみると教育心理の出題率は25%ほどあります。

一般的には捨てられがちな教育心理も神奈川県では出題頻度が高いので勉強をするしかありません。

このように過去問5年分を分析すると「出題内訳」や「頻出分野」を知ることができます。

出るところがわかれば何を勉強すればいいか分かりますよね。

神奈川県教員採用試験 教養試験の出題内訳

2018年 2017年 2016年
教育原理 7 5 7
教育法規 6 7 6
教育心理 5 6 5
教育史 1 1 1
教育時事 1 1 1
自治体 0 0 0
合計 20 20 20
科目 2018年 2017年 2016年
国語 5 5 5
英語 3 3 3
技術・家庭
音楽 1 1 1
美術 1 1 1
保健体育
日本史 3 2 3
世界史 1 1
地理 3 2 2
政治 3 4 3
経済 1 1
法律 2 1 2
一般常識 1 1
数学 4 4 4
物理 1 1 1
化学 1 1 1
生物 1 1 1
地学 1 1 1
情報
合計 30 30 30

神奈川県教員採用試験 教養試験の出題分野

過去問を分析すれば出題される分野もみえてきます。

例えば教育原理は「学習指導要領」や「生徒指導」など全12分野で構成されています。

でも12分野すべてから出題があるわけではありません。

過去問を分析すると直近3年間で

  • 「いじめ」
  • 「人権教育」
  • 「特別支援教育」
  • 「学習指導要領」

の4分野から100%の出題があります。

つまり教育原理の勉強をするときは、まずこの4分野を優先して勉強するということになります。

正直、それだけでも7問中5~7問は正答できるので効率的じゃないですか?

条文が多い教育法規も「日本国憲法」と「教育基本法」が最頻出です。

直近では「教育公務員特例法」や「地方公務員法」がよく出題されているのでチェックしておきましょう。

一般教養も出題分野は決まっていまして、例えば出題数の多い国語は漢字や四字熟語、読解問題が頻出です。また古文や漢文、俳句などの出題もあるため幅広い対策が必要です。とりあえず問題集にのっている漢字や四字熟語は覚えるようにしましょう。

終わりに

神奈川県の教養試験は難易度が高いです。

理由は次のとおり。

  • 空欄補充の問題が少ないので単純暗記では正答できない
  • 複数の問題が絡んで出題されている
  • 見たことのない資料から出題される

しかし出題される内容はメジャーな分野が多いので基礎をしっかり叩き込むことで十分点数をとることができます。

対策に時間がかかるので、早めに行動しましょう。

1次試験は論文試験もあります。傾向を「神奈川県教員採用試験 論文試験は教員の指導力が見られる?」でまとめているので合わせて読んでおきましょう。

関連記事 神奈川県教員採用試験 論文試験は教員の指導力が見られる?

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福永 真
42歳 関東圏在住/大卒→中学・高校教員(社会科)→教育出版業を経て教職コンサルタントとして躍進中。教育問題の課題、解決に向けたセミナーを開催・企画しています。