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神奈川県教員採用試験 教養試験の傾向を知って合格点をとる!

神奈川県教員採用試験 教養試験の傾向

 筆記試験の勉強をはじめたけど、どこから勉強すればいいか分からない。どの科目が重要なのか知れたらな。あと、合格点も知りたい。

と、いった悩みに回答します。

どうも、福永です。

 本記事の内容は、

  1. 教養試験の傾向
  2. 教養試験の出題内容
  3. 難易度と合格点
  4. 過去問

を、書いています。

神奈川県の1次試験は筆記試験の点数だけで合否が決まります。

平均倍率は2倍。2人にひとりしか合格できないので、ちゃんと勉強する必要がありますね。

と、いっても教員採用試験の科目は多く、範囲が広いのでどこから手をつけていいのかわかりませんよね・・・。

でも、大丈夫!本記事を読むことで傾向がわかります。

これから神奈川県の試験勉強をはじめる人は必見の内容です。

神奈川県教員採用試験 教養試験の傾向

例年、大問50題、解答個数は50個。全問マークシート方式で「組合せとして正しいもの」「記述してある内容について適当な(適切でない)もの」「空欄に当てはまるもの」などを5つの選択肢から選ぶ出題形式がメインです。

配点は1問2点×50問=100点満点です。試験時間は60分。

試験には最低基準点が設定されており、それを下回ると専門教養が満点でも不合格になります。

基準点は教養、専門ともに30点。

例えば、小学校の合格ラインは200点満点中110点前後です。

教養試験 50/100点
専門教養 60/100点

で、あれば合格ですね。

教養試験 29/100点
専門教養 90/100点

で、あれば合計点数は合格点に達していますが、教養試験が基準点を下回っているので不合格です。

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神奈川県教員採用試験 教養試験の出題内容

教養試験で出題される科目は、

・教職教養
・一般教養

の、2種類です。

傾向としては教職教養が20問、一般教養が30問出題され、一般教養の出題が少し多い出題傾向になっています。

教職教養って何?一般教養とは?っていう人は「教員採用試験 教養試験(教職教養)の傾向|攻略法のまとめ」や「教員採用試験 一般教養の勉強法まとめ|傾向と対策」で内容を確認しておきましょう。

神奈川県教員採用試験 教職教養の出題

基礎的な内容しか出題されないので満点をとりましょう。

まずは、どの科目が、どのくらい出題されているかを確認して、科目の優先順位を決めることが重要!

科目ごとの出題数は、

2018年 2017年 2016年
教育原理 7 5 7
教育法規 6 7 6
教育心理 5 6 5
教育史 1 1 1
教育時事 1 1 1
自治体 0 0 0
合計 20 20 20

と、なっています。

見てのとおり「教育原理」「教育法規」の出題数が多いです。教育原理は教職教養全科目に関わってくる重要な科目です。早い時期から対策をしましょう。

教育原理

教育原理は全13分野のうち「学習指導要領」が最も出題されています。

その他、直近3年間で100%出題されている「いじめ」「人権教育」「特別支援教育」の4トピックスを優先して、重点的に勉強する必要があります。

教育法規

教育法規は全9分野のうち「日本国憲法」「教育基本法」が頻出です。

その他「いじめ防止対策推進法」「地方公務員法」の出題も直近3年間で増加中なので確認しておきましょう。

教育心理、教育史

教育心理教育史は基本的には「用語」や「人物」に関する記述の正誤問題や空欄補充として出題されます。

「レスポンデント条件付け」といえば「パブロフ」、「スキナー」といえば「オペラント条件付け」のように『説と提唱者』をセットで覚えましょう。

教育心理は「人格と適応」「学習の理論」「評価」、教育史は西洋教育史が頻出です。

神奈川県教員採用試験 一般教養の出題内容

出題数の多い国語・英語・数学の攻略がポイント!

教職教養と比べて勉強しなければいけない科目数が多いです。しかし、1問当たりの出題数は少ないため、優先順位をつけて勉強することが大切。

教養試験の目標点数は60~70点なので、捨て科目を作るのもOKですが、出題数の多い国語・英語・数学は捨て科目にしてはダメです。

科目ごとの出題数は、

科目 2018年 2017年 2016年
国語 5 5 5
英語 3 3 3
技術・家庭
音楽 1 1 1
美術 1 1 1
保健体育
日本史 3 2 3
世界史 1 1
地理 3 2 2
政治 3 4 3
経済 1 1
法律 2 1 2
一般常識 1 1
数学 4 4 4
物理 1 1 1
化学 1 1 1
生物 1 1 1
地学 1 1 1
情報
合計 30 30 30

と、なっています。

人文科学

国語、英語、音楽、美術から出題されます

国語は漢字や四字熟語、読解問題が頻出です。また古文や漢文、俳句などの出題もあるため幅広い対策が必要です。とりあえず問題集にのっている漢字や四字熟語は覚えるようにしましょう。

英語は会話文と読解問題が頻出。会話文は独特の表現があるので使い方に注意が必要。

音楽美術は作者と曲・絵画の組合せを選ぶ出題が多いです。好きなら勉強してもいいですが、基本的には後回しの科目です。

社会科学

日本史、世界史、地理、政治、経済にくわえて法律問題も出題があります。

優先すべきは地理、政治です。

出題数が多く、出題範囲が狭いので効率的です。大学受験で日本史や世界史を選択した人は、それでもいいですが範囲が広いので問題集を中心にインプットすることが大切。

 法律って・・・えぇ・・・

法律といっても教育法規で勉強する範囲のものが良く出題されるのであまり恐れる必要はないです。

・障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律

・子どもの権利条約

など、が出題されています。

自然科学

数学は必須。理科は好みで2科目程度勉強しましょう。

数学は平面図形、空間図形から1問ずつ出題されることが多いので勉強しましょう。

理科でおすすめ科目は地学

理科の中では範囲が狭く、地震や天体など興味をひく分野が多いので勉強しやすいです。高校で物理や化学が得意だった人はそれでもOKです。

神奈川県教員採用試験 合格点(ボーダー)と難易度

70点以上とれれば合格します。

全体的な倍率は2倍前後なので難易度は高めですが、合格点をみると70点以上あれば合格していることになります。

例えば、倍率が高い養護教諭の点数をみると、

合格最低点数が135/200点(67%)です。

最低合格点数が一番高い高校公民でも142/200(71%)です。

参考にしましょう。

神奈川県教員採用試験 過去問

次の記述は、「生徒指導提要」(平成22年3月文部科学省)「第1章 生徒指導の意義と原理 第1節 生徒指導の意義と課題」からの抜粋である。

空欄( ア )~( エ )に当てはまるものの組合せとして最も適切なものを、後の①~⑤のうちから選びなさい。

1  生徒指導の意義

生徒指導とは、一人一人の児童生徒の( ア )を尊重し、個性の伸長を図りながら、社会的資質や( イ )を高めることを目指して行われる教育活動のことです。

すなわち、生徒指導は、すべての児童生徒のそれぞれの人格のよりよい発達を目指すとともに、学校生活がすべての児童生徒にとって有意義で興味深く、充実したものになることを目指しています。

生徒指導は学校の( ウ )を達成する上で重要な機能を果たすものであり、( エ )と並んで学校教育において重要な意義を持つものと言えます。

① ア-権利 イ-決断力 ウ-教育目標 エ-教育相談

② ア-権利 イ-決断力 ウ-生活目標 エ-学習指導

③ ア-権利 イ-決断力 ウ-生活目標 エ-教育相談

④ ア-人格 イ-行動力 ウ-生活目標 エ-教育相談

⑤ ア-人格 イ-行動力 ウ-教育目標 エ-学習指導

日本国憲法で保障されている社会権に含まれる権利として最も適切なものを,次の①~④のうちから選びなさい。

① 裁判を受ける権利
② 財産権
③ 選挙権
④ 教育を受ける権利

終わりに

教養試験の最低合格点は49.8%です。

これは全校種・全科目の最低合格点を足して、割った数値です。思ったより高くないのではないでしょうか?こ

このくらいの点数な傾向を理解して対策をしていけば取れそうですよね。おすすめの参考書や使い方は「【2019年受験】教員採用試験おすすめの参考書と使い方」で紹介しています。

60点以上を目指して勉強をはじめましょう。

ABOUT ME
福永 真
大学卒業後、9年間中学・高校の社会科教諭として勤務。家庭の事情で退職後、某出版社へ就職。教員採用試験の担当を7年経験して41歳で独立。現在、大学や短大で今までの経験を活かし、教職アドバイザーとして活動中。高校受験の家庭教師もやっています。