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愛知県教員採用試験 教養試験、科目数多いけど簡単な理由

愛知県の教員採用試験

 教養試験の勉強をはじめたいけど、どこから手をつけていいのか・・・。出題傾向とか知れたらな・・・。

と、いった悩みを解決します。

どうも、福永です。

本記事の内容は

  1. 教養試験の傾向
  2. 出題内容
  3. 難易度
  4. 過去問

です。

教員採用試験の問題は自治体ごとに傾向があるため、勉強をはじめるまえに傾向を知っておくことが重要です。

例えば、

世界史が嫌いだから世界史を勉強しよう!

と、思っても試験傾向をみると世界史が10年間出題されていない・・・。って、なると無駄な勉強になりますよね。

試験科目はとても多いので無駄を少なくして勉強することが重要です。

本記事を読むことで試験傾向がわかります。

これから試験対策をはじめる人や点数が思うようにとれない人におすすめの内容です。

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愛知県教員採用試験 教養試験の傾向

愛知県の教養試験は、

・教職教養
・一般教養

から、バランスよくつくられています。

例年、大問30題、解答個数30個の出題があり、全問マークシート(OCR)方式、8~10の選択肢から空欄補充や組合せの正誤問題などの出題があります。

試験時間は60分で、配点は100点。

教職教養と一般教養からバランスよく出題があるため、まずは出題数を把握して科目の多い順に勉強するようにしましょう。

愛知県教員採用試験 教職教養の出題傾向

教職教養は15問程度の出題があります。

出題数は一般教養と同じだけど、配点は教職教養の方が高いです(55点)

出題される科目は、

・教育原理
・教育法規
・教育心理
・教育史

の、4科目にくわえて、

・教育時事
・地域問題

からも、出題があります。

まずは、出題数の多い科目を優先して勉強するようにしましょう。過去3年間の出題数は、

科目 2018年 2017年 2016年
教育原理 5 5 5
教育法規 3 3 3
教育心理 2 1 2
教育史 2 2 2
地域問題 2 2 1
教育時事 1 2
合計 14 14 15

と、なっています。

優先順位が分かったら、次はどの分野を勉強していけばいいのか確認します。

例えば教育原理は、13の章で構成されているけど、すべての章から出題があるわけではありません。簡単ではありますが、科目ごとの傾向をまとめましたので確認しましょう。

教育原理

学習指導要領と特別支援教育の出題が100%。

とくに学習指導要領は小学校・中学校・高等学校・特別支援学校から1問ずつ計4問出題されています。

すべて空欄補充なので暗記すれば満点をとることも可能です。しかし、丸暗記だと面接試験に対応することができないので内容を理解しつつ覚えていくことが重要です。

まずは、この2分野を優先して勉強し、人権分野と生徒指導も確認しておきましょう。

教育法規

日本国憲法と教育基本法の出題が100%。

教育法規は3問出題されますが、そのうち2問が日本国憲法と教育基本法です。

教育基本法は条文も少なく全体的に頻出なのですべて覚えましょう。日本国憲法も全国の過去問を使って勉強することで重要な条文がみえてきます。

その他、地方公務員法や教育公務員特例法、学校保健安全法は出題の可能性が高い傾向にあります。「教員採用試験 教育法規を攻略するための勉強法|傾向と対策」に傾向を書いているので、時間を見つけて読んでください。

教育心理

学習方法と性格検査が頻出。

提唱者と提唱説に関する組合せや語句に関する組合せが多いです。主要人物を中心に覚えていきましょう。「教員採用試験 教育心理を攻略するための勉強法|傾向と対策」を参考にしてください。

教育史

日本教育史と西洋教育史から1問ずつ出題があります。

2018年(平成31年度)は日本教育史からの出題だったので、2019年試験では西洋教育史の可能性が高いです。

教育心理と同じく、人物と語句の組合せ問題が多いです。主要人物を中心に覚えていきましょう。「教員採用試験 教育史の勉強法|傾向と対策」を参考にしてください。

教育時事

文部科学省や中央教育審議会の出した答申や報告などから出題があります。

特別支援教育や人権教育に絡めた答申、報告が多いので教育原理の勉強で対応できます。たまに、聞いたことのない資料から出題があります。しかし、全体的に正答率は低いので気にする必要はありません。

全国の過去問を中心に、聞いたことがない項目はチェックするようにしましょう。

地域問題

1~2問、愛知県の教育施策や取り組みに関する問題が出題されています。

例えば、

・あいちビジョン2020
・県立高等学校教育推進基本計画
・愛知県特別支援教育推進計画
・愛知県生涯学習推進計画

など、から出題がありました。

面接試験でも同様の質問があるため、必ず教育委員会のホームページは確認するようにしましょう。

愛知県教員採用試験 一般教養の出題傾向

愛知県の一般教養は、

「国語」
「数学」
「社会」
「理科」
「英語」

の、5教科にくわえて、

音楽
美術
保健体育
情報
一般常識・時事

からも、出題があります。

とても幅広い科目から出題があるので教職教養と同じように優先順位を決めて勉強することが重要です。

出題数は年度によって多少の変動はありますが、15~16問、配点は45~48点となっています。

科目ごとの出題数は、

科目 2018年 2017年 2016年
国語 2 2 2
英語 2 2 2
音楽 1 1 1
美術 1 1 1
保健体育 1 1 1
日本史 1
世界史 1
地理 1 1
政治 1
経済 1
数学 2 2 1
物理 1
化学 1 1
生物 1
地学 1 1 1
一般常識 2 1 2
情報 1 1 1

と、なっています。

優先すべき科目は、出題数が2問ある

国語
数学
英語

です。

国語

世界文学が頻出、直近5年間で100%の出題。

漢字や四字熟語の出題も多いです。2018年は短歌の出題があり、困惑した人も多いのではないでしょうか?

問題集を中心に頻出の文学を覚えておきましょう。

数学

図形問題を中心に攻略。

数学も2問程度出題があります。図形問題の出題が多いので基本的な公式は使えるように勉強する必要があります。

確率や2次関数の出題も目立ちます。

英語

会話文が出題。

会話文独特の言い回しや構文があるので、最低限覚えましょう。また、最低限の単語も必要となるため、文章形式の単語帳を使って勉強するといいです。

その他の科目は「教員採用試験 一般教養の勉強法まとめ|傾向と対策」で特徴を書いています。上記、出題数や出題率を確認して、勉強しやすいと思った科目を勉強しましょう。

傾向がわかったら参考書や問題集を揃えていきますね。「【2019年受験】教員採用試験おすすめの参考書と使い方」でまとめているので、参考にしてください。

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愛知県教員採用試験 過去問

次は、「あいちビジョン2020」(平成26年3月愛知県)の一部を基にしたものである。( a )~( c )内に当てはまるものを語群から選ぶとき、正しい組合せとなるものを解答群から一つ選び、番号で答えよ。

グローバル化の影響が社会全体に浸透するとともに、変化の激しい、先が予測しにくい時代にあって( a )を備えつつ多様な考えを受け止めていく力、試行錯誤しながら粘り強く解決策を見出していく力、失敗しても次にまたチャレンジしていく力など、若者がこれからの社会を生き抜く力をしっかり身につけていくことが求められる。

特に今後、産業構造や( b )の変化のスピードがさらに加速していくことも見込まれる中、そうした変化に対応し、能力を高めながら、ときには転職しながらもキャリアアップしていけるような人づくりや社会づくりが求められる。

そのため、子どもたちの確かな学力や体力を養っていくことはもとより、( c )の向上、さらには、そうした教育を支える魅力ある環境づくりを進めるなど、前向きに挑戦する人づくりに取り組んでいくことが必要となる。

【語群】
ア 語学力
イ 自らの価値観
ウ 雇用形態
エ 年代別人口構成
オ 道徳性や社会性
カ 情報リテラシー

【解答群】

a b c
1
2
3
4
5
6
7
8

次のア~オは,不登校への対応について述べたものである。正しいものを二つ選ぶとき,その組合せを解答群から一つ選び,番号で答えよ。

ア.不登校は,特定の児童生徒に心理面や身体面での特有の問題があることによって起こるものであり,平成に入ってから小・中・高等学校とも毎年人数が増加し続けている。

イ.不登校については原因も状態像も複雑化・多様化している。そのため,連携すべき専門機関は,教育センターや教育支援センター,児童相談所などの公的機関が望ましく,民間施設やNPO等は適切ではない。

ウ.不登校の時期は,どの児童生徒にとっても休養や自分を見つめ直す等の積極的な意味をもつため,学校は児童生徒の立ち直る力を信じ,ただ待つだけでよい。

エ.不登校児童生徒に対しては,校内・関係者間で情報を共有し,共通理解の下で指導・対応に当たる体制を確立することが重要である。

オ.不登校の解決の目標は,児童生徒の将来的な社会的自立に向けての支援であることから,「心の問題」としてのみ捉えるのではなく,広く「進路の問題」として捉え,本人の進路形成に資するような指導・相談や学習支援・情報提供等の対応をする必要がある。

【語 群】
1.ア,イ
2.ア,ウ
3.ア,エ
4.ア,オ
5.イ,ウ
6.イ,エ
7.イ,オ
8.ウ,エ
9.ウ,オ
0.エ,オ

次は,運動やスポーツを安全に行うための練習計画について述べたものである。

(a)~(c)内に当てはまるものを語群から選ぶとき,正しい組合せとなるものを解答群から一つ選び,番号で答えよ。

練習計画を立てる際には,発達の段階に応じた強度,時間,頻度に配慮することが重要となる。身体機能の発達を考えると,小学校期に獲得したさまざまな動きの(a)を,中学校期には繰り返し続けられるように,計画を組むことがよいとされている。持久力を高めるためには,強度を(b)して,持続時間を(c)するとよい。

【語 群】
ア.巧みさ
イ.力強さ
ウ.低く
エ.高く
オ.短く
カ.長く

【解答群】

a b c
1
2
3
4
5
6
7
8

愛知県教員採用試験 難易度

愛知県の教養試験は出題される科目数が多いため対策に時間がとられます。しかし、出題される問題のレベルは基礎的な問題が多く、出題分野もパターン化されています。

出題形式も空欄補充で選択肢も少ないため、うろ覚えの知識でも点数を稼ぐことができることを考慮すると【難関・やや難・標準・やや易・易】の5段階では「やや易~易」となります。

終わりに

教養試験の目標点数は60%以上です。

専門教養で70点以上を取れれば面接の評価次第でどの校種・科目も合格する可能性は高いです。

計画をたてて、傾向通りに勉強すれば可能な点数です。がんばっていきましょう。

ABOUT ME
福永 真
大学卒業後、9年間中学・高校の社会科教諭として勤務。家庭の事情で退職後、某出版社へ就職。教員採用試験の担当を7年経験して41歳で独立。現在、大学や短大で今までの経験を活かし、教職アドバイザーとして活動中。高校受験の家庭教師もやっています。