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福岡県教員採用試験 教養試験は教職教養の攻略がカギ!

福岡県教員採用試験 教養試験の傾向

筆記試験の勉強をしようと思ったけど、何からしていいのかわからない・・・。傾向とか知りたいな。

と、いった悩みを解決します。

どうも、福永です。

本記事の内容は、

  1. 教養試験の傾向
  2. 教職教養の出題内容
  3. 一般教養の出題内容
  4. 難易度と合格点
  5. 過去問

です。

教員採用試験の教養試験は科目数が多く、範囲が広いのですべてを勉強することは難しいです。

そのため勉強をはじめるまえに傾向を知ることが重要。

本記事を読むことで傾向や出題内容を知ることができます。これから試験勉強をはじめる人や点数が伸び悩んでいる人必見です。

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福岡県教員採用試験 教養試験の傾向

例年、大問30題、解答個数25個の出題があります。

出題内容は、

教職教養22題
一般教養8題

の、教職教養重視型です。

全問マークシート方式で、

「空欄に当てはまる語句の組合せ」
「設問文の正誤の組合せ」

を、5つの選択肢から選ぶ出題形式。

特徴は大問1~大問20までは全員必須解答で、残りの5問は受験する校種によって、解答する問題が異なります。

配点は1問2点×25問=50点満点で試験時間は50分。

福岡県教員採用試験 教職教養の出題内容

職教養は大問22題、解答個数17個の出題があります。

勉強をはじめるポイントは、

・出題科目を知ること
・科目の優先順位を決めること

です。

まず過去3年間の出題科目と出題数を確認しましょう。

科目 2018年 2017年 2016年
教育原理 15 15 15
教育法規 3 3 3
教育心理 1 1 1
教育史 0 0 0
教育時事 3 3 3

このようになっています。

見てのとおり、勉強する科目が決まりましたね。

教育原理です。教育原理だけでもOKな出題数ですよね。

教育原理

教育原理がどんな科目か知らない人は「教員採用試験 教育原理を攻略するための入門書|傾向と対策」で確認してください。

教育原理は、

「学習指導要領」
「生徒指導」
「人権教育」
「特別支援教育」

の4分野から毎年出題されており、直近5年間の出題率は100%です。

とくに「学習指導要領」は受験する校種によって、選択問題となります。今後は、次期(新)学習指導要領の内容となります。必ず覚えるようにしましょう。

教育法規

教育法規がどんな科目か知らない人は「教員採用試験 教育法規を攻略するための勉強法|傾向と対策」で確認してください。

教育法規は、

「教育基本法」
「学校教育法」
「いじめ防止対策推進法」

が、頻繁に出題されています。

なかでも「教育基本法」は3年連続で出題があり、今後も出題が予想されます。また、「学校保健安全法」の出題も目立つようになりました。合わせて確認しておきましょう。

福岡県教員採用試験 一般教養の出題内容

一般教養は、大問8題、解答個数8個の出題があります。

正直、専門教養と教職教養を勉強しておけば一般教養は勉強する必要はないです。

優先すべき科目が終わって、やることがなくなったり、点数の上積みをしたくなったら少し勉強しておきましょう。

一般教養も科目の出題内容と優先順位を決めて勉強します。

人文科学

人文科学ってなに?」と、思う人は「教員採用試験 一般教養の人文科学を攻略|傾向と勉強方法」を読んでおきましょう。

分野別でみると、人文科学は2~3問の出題があります。科目は国語と英語。

国語は、「四字熟語」に関する問題が3年連続出題されています。英語は「会話文」の空欄補充が出題されています。会話文独特の言い回しやフレーズを覚えておきましょう。

人文科学
科目 2018年 2017年 2016年
国語 2 1 1
英語 1 1 1
倫理
音楽
美術
保健体育

社会科学

社会科学ってなに?」と、思う人は「教員採用試験 一般教養の社会科学を攻略|傾向と勉強方法」を読んでおきましょう。

社会科学は3~4問の出題があります。出題科目は「政治」「経済」「法律」が目立ちます。歴史科目や地理の出題は直近3年間ではありませんので、勉強する余裕があれば対策をしておきましょう。

政治は「日本国憲法」からの出題が多いです。教育法規でも勉強するため確実に拾いたい1問ですね。経済は消費者に関する問題がよく出題されています。法律は「製造者責任法」や「消費者契約法」などが出題されています。

社会科学
科目 2018年 2017年 2016年
日本史
世界史
地理
政治 2 2 1.5
経済 1 0.5
法律 1 1 1
社会時事

自然科学

自然科学ってなに?」と、思う人は「教員採用試験 一般教養は自然科学が重要?傾向と勉強法」を読んでおきましょう。

自然科学は1~2問の出題があります。出題科目は「数学」と「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目。全国的に地学の出題傾向が高まりつつありますが直近5年間では出題がありません。

数学は「確率」の出題率が高く、「図形問題」の出題も高くなりつつあります。

理科は生物⇒生物⇒物理⇒物理⇒化学と出題が2年ごとに代わる傾向がありそうです。平成30年実施の受験者は化学メインで勉強をしておくと1問拾えるかもしれませんね。

⇒傾向どおり「化学」の出題がありました。2019年実施試験では1順して「生物」か、出題傾向が高まる「地学」の出題がありそうですね。

自然科学
科目 2018年 2017年 2016年
数学 1 1
物理 1
化学 1 1
生物
地学
情報

そのほか、「環境白書(最新版)」から毎年出題があります。必ず目を通しておきましょう。

試験の傾向が分かったら勉強をスタートしましょう。おすすめの参考書や問題集を「2019年版 教員採用試験 おすすめの参考書と使い方」で紹介しています。読んでおきましょう。

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福岡県教員採用試験 難易度

福岡県の教養試験は簡単です。

理由は、

・傾向がパターン化されている
・教職教養重視型
・空欄補充が多く、選択肢が5つ

です。

教職教養は一般教養に比べて出題される分野が絞りやすく過去問も豊富なので勉強がしやすいです。

兵庫県のように出題数70問、そのうち一般教養58問という自治体もありますからね。一般教養は知ってのとおり範囲も科目数も多く勉強がしにくいです。

福岡県教員採用試験 過去問

次の文は、「生徒指導提要」(平成22年3月文部科学省)の「第5章 教育相談」「第1節 教育相談の意義」「1 生徒指導と教育相談」の一部を抜粋したものである。文中の( ア )~( エ )に当てはまる語句の正しい組合せを、下の①~⑤から一つ選びなさい。

教育相談と生徒指導の相違点としては、教育相談は主に個に焦点を当て、面接や演習を通して個の内面の変容を図ろうとするのに対して、生徒指導は主に集団に焦点を当て、行事や( ア )などにおいて、集団としての成果や変容を目指し、結果として個の変容に至るところにあります。

児童生徒の問題行動に対する指導や、学校・学級の( イ )を守るために管理や指導を行う部分は生徒指導の領域である一方、指導を受けた児童生徒にそのことを( ウ )として受け止めさせ、問題がどこにあるのか、今後どのように行動すべきかを主体的に考え、行動につなげるようにするには、教育相談における面接の技法や、発達心理学、臨床心理学の知見が、指導の効果を高める上でも重要な役割を果たし得ます。

このように教育相談と生徒指導は重なるところも多くありますが、教育相談は、生徒指導の一環として位置付けられるものであり、その( エ )な役割を担うものといえます。

① 特別活動   集団全体の安全  自分の課題    中心的
② 特別活動   きまりや秩序   所属集団の課題  補完的
③ 教科の授業  集団全体の安全  自分の課題    中心的
④ 特別活動   きまりや秩序   所属集団の課題  中心的
⑤ 教科の授業  集団全体の安全  自分の課題    補完的

次の(1)~(4)の各文は、「消費者教育の推進に関する法律」の条文の一部を抜粋したものである。文中の( ア )~( オ )に当てはまる語句の正しい組合せを、下の①~⑤から一つ選びなさい。

(1) 消費者教育は、消費生活に関する知識を修得し、これを適切な行動に結び付けることができる( ア )が育まれることを旨として行われなければならない。

(2)消費者教育は、幼児期から高齢期までの各段階に応じて( イ )に行われるとともに、年齢、( ウ )その他の消費者の特性に配慮した適切な方法で行われなければならない。

(3)消費者教育は、消費者の消費生活に関する行動が現在及び将来の世代にわたって内外の社会経済情勢及び( エ )に与える影響に関する情報その他の多角的な視点に立った情報を提供することを旨として行われなければならない。

(4)消費者教育に関する施策を講ずるに当たっては、環境教育、( オ )、国際理解教育その他の消費生活に関連する教育に関する施策との有機的な連携が図られるよう、必要な配慮がなされなければならない。

① 主体的な態度  体系的  障害の有無  生活様式  食育
② 主体的な態度  継続的  性別     地球環境  情報教育
③ 実践的な能力  体系的  性別     生活様式  情報教育
④ 実践的な能力  体系的  障害の有無  地球環境  食育
⑤ 主体的な態度  継続的  障害の有無  地球環境  情報教育

終わりに

福岡県、福岡市、北九州市は同じ問題を使って試験を実施しています。

当然ですが、倍率が違うの合格点は様々です。

しかし、傾向通り勉強をしておけば合格点は余裕でとれますよ。

ABOUT ME
福永 真
大学卒業後、9年間中学・高校の社会科教諭として勤務。家庭の事情で退職後、某出版社へ就職。教員採用試験の担当を7年経験して41歳で独立。現在、大学や短大で今までの経験を活かし、教職アドバイザーとして活動中。高校受験の家庭教師もやっています。