教員採用試験

教員採用試験 新学習指導要領は試験に出題される|2018年実施試験の考察と過去問

次期(新)高等学校学習指導要領 告示|教員採用試験で出題される?
みんな新学習指導要領が重要といっています。試験にどのくらい出題されているの?

そう思っている方、多いのではないでしょうか。

平成30年(2018年)実施の教員採用試験も終盤を迎え、徐々に最終合格発表がそろい始めている時期になりました。

2019年実施試験を受験する人は本腰をいれて勉強をはじめる時期になりましたね。

さて、今後は出題が絶対的になる次期(新)学習指導要領について必ず押さえておきましょう。高確率で出題が予想されます。

本記事では「2018年実施試験での次期(新)学習指導要領の出題」について書いていきます。

教員採用試験 次期(新)学習指導要領の動向

2020年から順次スタートする新学習指導要領は、

2017年3月 小学校・中学校

2017年4月 特別支援学校

2018年3月 高等学校

の内容が告示(解禁)されました。

2017年実施試験で、新学習指導要領の出題があった地域はわずか4つ。(沖縄県、島根県、大阪府、千葉県)

面接試験では、ほとんどの地域で新学習指導要領に関する質問がされています。

では、2018年実施試験ではどうだったでしょうか?

約80%の地域で新学習指導要領に関する出題があった。

教員採用試験で1番最初に実施される北海道・札幌市の試験から出題があるほど、トレンドになっていましたね。

わずかではありますが、高等学校学習指導要領に関する出題もありました(静岡県や名古屋市)。

2019年は高等学校の学習指導要領に関する出題も増えますよ。

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教員採用試験 新学習指導要領 過去問

次の文は、中学校学習指導要領(平成29年文部科学省)の第1章「総則」の一部である。これを読んで、問1、問2に答えなさい。

2 特別な配慮を必要とする生徒への指導

(1)障害のある生徒などへの指導

ア 障害のある生徒などについては、特別支援学校等の【 1 】を活用しつつ、個々の生徒の障害の状態等に応じた指導内容や指導方法の工夫を組織的かつ計画的に行うものとする。

イ 特別支援学校において実施する特別の教育課程については、次のとおり編成するものとする。

(ア)障害による学習上又は生活上の困難を克服し【 2 】を図るため、特別支援学校小学部・中学部学習指導要領第7章に示す【 2 】活動を取り入れること。

問1 空欄【1】【2】に当てはまる語句の組み合わせを選びなさい。

ア 1保護者または地域の人材 2コミュニケーション

イ 1保護者または地域の人材 2自立

ウ 1助言又は援助 2コミュニケーション

エ 1助言又は援助 2自立

オ 1助言又は援助 2社会参画

問2 下線部に関して、中学校学習指導要領解説総則編(平成29年文部科学省)における「(1)障害のある生徒などへの指導」に示されている内容として、適切なものの組合せを選びなさい。

①担任を含む全ての教師間において、個々の生徒に対する配慮等の必要性を共通理解するとともに、教師間の連携に努める必要がある。

②障害の種類や程度によって一律に指導内容や指導方法が決まるため、障害の種類や程度を十分理解して指導方法の工夫を行う。

③校長は、特別支援教育実施の責任者として、校内委員会を設置して、特別支援教育コーディネーターを指名し、校務分掌に明確に位置付ける。

④個々の状況に応じた必要な支援を行うことが必要であり、登校という結果を目標にするとともに、生徒や保護者の意思を十分に尊重しつつ、生徒の進路を主体的に捉える。

⑤学級内において暖かい人間関係づくりに努めながら、全ての生徒に「特別な支援の必要性」の理解を進め、互いの特徴を認め合い、支え合う関係を築いていく。

ア①②③

イ①②④

ウ①③⑤

エ②④⑤

オ③④⑤

教員採用試験 新学習指導要領 過去問

次の文は、中学校学習指導要領(平成29年文部科学省)の第3章「特別の教科 道徳」の一部である。これを読んで問1、問2に答えなさい。

第1 目標

第1章総則の第1の2の(2)に示す道徳教育の目標に基づき、よりよく生きるための基盤となる【 1 】を養うため、道徳的諸価値についての理解を基に、自己を見つめ、物事を広い視野から多面的・多角的に考え、人間としての生き方についての考えを深める学習を通して、道徳的な【 2 】、心情、実践意欲と態度を育てる。

問1 空欄【 1 】【 2 】にあてはまる語句の組み合わせを選びなさい。

ア 1道徳性 2思考力

イ 1道徳性 2判断力

ウ 1社会性 2思考力

エ 1社会性 2判断力

オ 1人間性 2判断力

問2 下線部の評価について、中学校学習指導要領解説特別の教科道徳編(平成29年文部科学省)において示されている内容として、適切なものの組合せを選びなさい。

①道徳科で養う資質・能力は、個人の問題に関わるものであることから、中学校の段階でどれだけ道徳的価値を理解したかなどの基準を設定すること。

②学習評価の妥当性、信頼性等を担保するために、評価は個々の教師が個人として行うこと。

③道徳科の学習活動に着目し、年間や学期といった一定の時間的なまとまりの中で、生徒の学習状況等に係る成長の様子を把握すること。

④発言が多くない生徒や考えたことを文章に記述することが苦手な生徒について、発言や記述ではない形で表出される姿に着目すること。

⑤生徒がいかに成長したかを積極的に受け止めて認め、励ます個人内評価として記述式で行うこと。

ア①②③

イ①②⑤

ウ①④⑤

エ②③④

オ③④⑤

新旧の比較をすぐに確認して覚えることに特化したテキストです。

 

ABOUT ME
福永 真
大学卒業後、9年間中学・高校の社会科教諭として勤務。家庭の事情で退職後、某出版社へ就職。教員採用試験の担当を7年経験して41歳で独立。現在、大学や短大で今までの経験を活かし、教職アドバイザーとして活動中。高校受験の家庭教師もやっています。