群馬県教員採用試験

群馬県教員採用試験 教養試験の勉強方法

群馬県教員採用試験 教養試験の傾向

 教養試験の勉強をしたいけど、どこが大切なのかわからない・・・。傾向を教えて!

と、いった悩みを解決します。

どうも、福永です。

本記事の内容は、

  1. 教養試験の傾向
  2. 教職教養の出題内容
  3. 一般教養の出題内容
  4. 難易度
  5. 過去問

です。

群馬県は筆記試験がとても重要です。

理由は「群馬県教員採用試験 最新!倍率から読み取る試験傾向」でも書いていますが、圧倒的に1次試験の倍率が高いからです。

教養試験は専門教養と比べて科目数が多く、対策に苦労する試験です。勉強をはじめる前に傾向をつかんで勉強をはじめましょう。

群馬県教員採用試験 教養試験の傾向

例年、大問12題、解答個数37個の出題があります。

出題は、

・教職教養 17問
・一般教養 20問

で、少し一般教養の出題が大きい傾向です。

全問マークシート方式で空欄補充や正誤の組合せを5つの選択肢から選ぶ出題形式。

配点は1問2~3点で、合計100点満点。試験時間は60分となっています。

専門教養の配点が高いので専門教養を中心に勉強することがポイントですが、専門教養では大きく差がつかないので最終的には教養試験の出来が合否を分けます。

教科 教養試験 専門教養
小学校 100点 120点
中学国語 100点 120点
中学社会 100点 120点
中学数学 100点 120点
中学理科 100点 120点
中学その他 100点 100点
高校保体 100点 100点
高校英語 100点 170点
高校その他 100点 200点
特別支援学校 100点 150点
養護教諭 100点 150点
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群馬県教員採用試験 教養試験の勉強方法

 科目数が多くて、どこから勉強すればいいの?

教養試験を攻略するための方法は、

・出題数の把握
・頻出分野の理解

の、2つを正確に知ることが重要。

教職教養と一般教養にわけて解説していきますね。

そもそも教職教養ってなに?一般教養とは・・・。って、いう人は「教員採用試験 教養試験(教職教養)の傾向|攻略法のまとめ」と「教員採用試験 一般教養の勉強法まとめ|傾向と対策」で確認しておいてください。

群馬県教員採用試験 教職教養の出題内容

教職教養は、大問7題、解答個数17個の出題があります。配点は50点。

まずは出題数の把握をしていきましょう。

過去3年間の科目別出題数は、

科目 2018実施 2017実施 2016実施
教育原理 4 4 4
教育法規 4 4 2
教育心理 2 2 2
教育時事 7 7 9
ローカル 1
合計 17 17 17

と、なっています。

群馬県はバランスよく出題されている傾向だとわかりました。

続いて出題されている分野を確認します。

教育原理

教育原理

・生徒指導
・特別支援教育

の2分野から出題される傾向があります。

生徒指導は「生徒指導提要」から、特別支援教育は「文部科学省の資料」から出題されているので確認してください。

その他「学習指導要領」「人権教育」をおさえておきましょう。

教育法規

教育法規は、幅広い条文から出題されていますが、

・教育基本法
・学校教育法

の出題が多いです。

近年、地方公務員法の出題が多くなっているため28条~39条は見ておくといいですよ。

その他出題されやすい条文は「教員採用試験 教育法規を攻略するための勉強法|傾向と対策」で確認してください。

教育心理

教育心理は用語の説明文や人物に関する問題が出題されます。マイナーな人物はあまり出題されていないため、問題集を使って主要人物を中心に覚えておきましょう。

主要人物を「教員採用試験 教育心理を攻略するための勉強法|傾向と対策」でまとめています。

教育時事

教育時事は、

・防災教育
・食育
・キャリア教育

に関する資料が頻出です。

文部科学省のサイトから『通知』『報告』『答申』を組み合わせて資料を確認しましょう。

続いて一般教養。

群馬県教員採用試験 一般教養の出題内容

一般教養は、大問5題、解答個数20個の出題があります。配点は50点。

教職教養よりも出題科目が多いので出題数の多い科目に絞ることが大切です。

過去3年間の科目別出題数は、

科目 2018実施 2017実施 2016実施
国語 4 4 4
英語 4 4 4
数学 4 4 4
日本史 1 1
地理 1 1 1
政治 1 2 1
経済 1
物理 1 1 1
化学 1 1 1
生物 1 1 1
地学 1 1 1
ローカル 2
合計 20 20 20

と、なっています。

優先すべき科目は国語、数学、英語ですね。

国語

国語は、漢字と長文読解が出題されます。

基本的に勉強することはありませんが、文章読解では早く文章を読むコツや見ておくべきポイントを知ることが大切です。

英語

英語は長文読解が出題されます。

最低限の英単語(センター試験程度)は勉強しておきたいですね。大学受験用の文章で単語を覚えることができる単語帳(速読英単語)を使って1日1ページやりましょう。

数学

数学

・図形の計算
・確率
・方程式

から出題があります。
図形の計算は公式を覚えて使えるようにしておけば正答できます。優先順位は平行四辺形→円→三角形の順です。

社会

時間があったらやればいいです。

1科目1問しか出題がないので効率が悪いです。

どうしても、1点稼ぎたいなら政治を勉強しましょう。範囲が狭く覚えることも少ないです。あと、身近なことを勉強するので楽しいです。

理科

生物と地学は勉強しておきましょう。

高校時代に化学や物理をとっていた人は物理、化学でもOKです。

単純に生物と地学は覚える部分が少ないので2週間くらいあれば十分得点することができます。

傾向を理解できたら参考書や問題集を買って勉強をはじめましょう。おすすめの参考書を「2019年版 教員採用試験 おすすめの参考書と使い方」でまとめています。

群馬県教員採用試験 過去問

次の(1)、(2)の問いに答えなさい。答えは①~⑤のうちから1つ選びなさい。

(1)次の条文のうち,教育公務員特例法の条文はどれか。

①公立の小学校等の教諭等の任命権者は,当該教諭等に対して,その採用の日から一年間の教諭又は保育教諭の職務の遂行に必要な事項に関する実践的な研修を実施しなければならない。

②教育職員は,この法律により授与する各相当の免許状を有する者でなければならない。

③学校には,学校図書館の専門的職務を掌らせるため,司書教諭を置かなければならない。

④職員は,その職の信用を傷つけ,又は職員の職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。

⑤小学校には,校長,教頭,教諭,養護教諭及び事務職員を置かなければならない。

(2)次の各文を関係法令等に照らした場合,内容が正しいものの組合せはどれか。
ア.校長及び教員は,教育上必要があると認めるときは,文部科学大臣の定めるところにより,児童,生徒に懲戒や体罰を加えることができる。

イ.教員は,授業に支障のない限り,校長の承認を受けて,勤務場所を離れて研修を行うことができる。

ウ.経済的理由によって,就学困難と認められる学齢児童又は学齢生徒の保護者に対しては,市町村は,必要な援助を与えなければならない。

エ.教育公務員は,教育に関する他の職を兼ねることが本務の遂行に支障がないと認められた場合,その職を兼ねることができるが,報酬を受け取ることはできない。

オ.職員は,職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も,また,同様とする。

①ア・イ・ウ

②ア・エ・オ

③イ・ウ・エ

④イ・ウ・オ

⑤イ・エ・オ

次の(1)~(4)の問いに答えなさい。答えは①~⑤のうちから1つ選びなさい。

(1)群馬県前橋市出身で,詩集『月に吠える』を代表作とする人物として,正しいものはどれか。

①土屋文明
②萩原朔太郎
③内村鑑三
④田山花袋
⑤新島襄

(2)世界の気候と人々の生活についての説明として,正しいものはどれか。

①乾燥帯に属するモンゴル高原では,移牧が盛んに行われている。

②ベーリング海峡からグリーンランドにかけての地域の気候は,広葉樹の森が広がる冷帯や,一年の大半が氷と雪におおわれる寒帯である。

③高山気候の中央アンデス高地では,農作物はあまり育たないため,トナカイの放牧が盛んに行われている。

④赤道に近いコンゴ盆地やギニア湾周辺は,一年中,高温多湿な熱帯雨林気候であり,焼畑農業でバナナやいも類が栽培されている。

⑤ユーラシア大陸の東部から南部では,夏と冬で風向きの変わる偏西風が吹くため,夏は雨季,冬は乾季となる。

(3)群馬県の歴史や文化,産業についての説明として正しいものはどれか。

①年間を通して雨の日が多い気候と,水はけのよい土壌が小麦栽培に適しており,きりたんぽや焼きまんじゅうのような「粉食文化」が県民の間に広まっている。

②高崎市にある「山上碑」「多胡碑」「日本中央碑」は,13 世紀の石碑であり,「上野三碑」として「世界の記憶」(「世界記憶遺産」)の候補となっている。

③群馬県には,草津温泉,伊香保温泉,別府温泉,有馬温泉など数多くの温泉があり,古くから名湯として知られている。

④群馬県には,5 世紀に造られた古墳の中で東日本最大の太田天神山古墳など,多くの前方後円墳が分布しており,ヤマト王権と強い結びつきがあったと考えられている。

⑤群馬県内に残る養蚕,紡績,織物,流通に関わる施設として残存する「競進社模範蚕室」を,「ぐんま絹遺産」として登録し,保護している。

(4)下の文は日本国憲法第14条第1項の条文である。(   )に当てはまるものはどれか。

すべて国民は,法の下に平等であって(   ),信条,性別,社会的身分又は門地により,政治的,経済的又は社会的関係において,差別されない。

①宗教
②年齢
③収入
④国籍
⑤人種

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群馬県教員採用試験 難易度

難易度は高めです。

勉強がしやすく点数を取りやすい教育原理の出題が20%程度しかなく、時事的な要素を含む出題が多いため勉強がしにくい傾向にあります。

しかし出題される問題は基礎的な部分が多いので傾向通り勉強すれば平均点以上は取ることができるでしょう。

注意しておく部分は倍率の高さです。「群馬県教員採用試験 最新!倍率から読み取る試験傾向」で受験する科目の1次試験倍率を確認しておきましょう。

終わりに

筆記試験さえ合格できれば・・・なんとかなる自治体といってもいいかもしれませんね。

それだけ1次試験の突破が合否に影響します。

ABOUT ME
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福永 真
42歳 関東圏在住/大卒→中学・高校教員(社会科)→教育出版業を経て教職コンサルタントとして躍進中。教育問題の課題、解決に向けたセミナーを開催・企画しています。