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鹿児島県教員採用試験 教養試験は難しい?その理由とは

鹿児島県教員採用試験 教養試験の内容

 教養試験の対策をはじめたけど、まったく何をしていいのかわからない・・・。優先すべき科目を教えて欲しい。

と、いった悩みを解決します。

どうも、福永です。

本記事の内容は、

  1. 教養試験の傾向
  2. 教職教養の出題内容
  3. 一般教養の出題内容
  4. 難易度
  5. 過去問

です。

教養試験の科目って多いのでどれから勉強すればいいのか分かりにくいですよね?

科目が多いからこそ優先順位を決めて勉強する必要があります。

本記事を読むことで科目の優先順位がわかります。それによって、勉強しやすくなりますよ。

これから勉強をはじめる人や、勉強ができなくて困っている人におすすめの内容です。

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鹿児島県教員採用試験 教養試験の傾向

鹿児島県の教養試験は一般教養重視型の傾向があります。

例年、大問24題、解答個数60個程度の出題があり内訳は、

・教職教養 9題26問
・一般教養 15題34問

と、なっています。

解答方法は選択問題と記述問題が混在しているので正確な知識が求められます。

主な出題形式は、

「組合せとして正しいものを選べ」

「(  )に入る適切な語句を書け」

「正しい(誤った)ものを選べ」

と、いった形式で4~6の選択肢から選んで解答します。

配点は200点、試験時間は60分で実施。

鹿児島県教員採用試験 教職教養の出題内容

教職教養は大問9題、解答個数22~26個の出題があります。

勉強をはじめるためには、科目数の多い順番に勉強することが重要。

過去3年間の科目別出題数は、

科目 2018実施 2017実施 2016実施
教育原理 7 5 9
教育法規 6 12 9
教育心理 6 1
教育史 2 1
教育時事 3 3
ローカル 2 4 2
合計 24 26 22

と、なっています。

みてのように教育原理と教育法規を中心に幅広く出題があります。

出題数がわかったら、頻出分野も確認します。

教育原理

教育原理は「特別支援教育」の出題が圧倒的に多いです。

インクルーシブ教育システムや性同一性障害に関する問題は頻出です。また、人権教育に関する出題も目立ちます。

教育原理ってなに?と、いう人は「教員採用試験 教育原理を攻略するための入門書|傾向と対策」で傾向を確認しましょう。

教育法規

教育法規

  • 教育基本法
  • 地方公務員法
  • 教育公務員特例法

が、頻出。

その他「憲法」「いじめ防止対策推進法」の出題も目立ちます。総合的な問題が多いため教育基本法以外は頻出条文を徹底して覚えるようにしましょう。

教員採用試験 教育法規を攻略するための勉強法|傾向と対策」で頻出の条文をまとめています。時間をみつけて読んでおきましょう。

教育心理

教育心理は出題数が例年1問でしたが、2018年実施試験では6問の出題がありました。出題分野は「発達」や「適性」が中心です。提唱者と提唱説をあわせて覚えておきましょう。

頻出人物を「教員採用試験 教育心理を攻略するための勉強法|傾向と対策」でまとめています。

教育史

教育史は2年連続で出題されていましたが、2018年実施試験では出題されていません。教育心理と混ぜて出題される可能性もあるので、時間をみつけて、西洋教育史を中心に問題集をしておきましょう。

頻出人物を「教員採用試験 教育史の勉強法|傾向と対策」でまとめています。

その他

教育時事ローカル問題の出題が毎年あります。とくに「鹿児島県教育振興基本計画」は頻出。面接試験でも内容を聞かれることがあるため対策は必須です。

鹿児島県教員採用試験 一般教養の出題内容

一般教養は大問15題、解答個数34~36個の出題があります。

科目数が多いため、まずは科目ごとの出題数を知って、優先順位を決めていきます。

過去3年間の科目別出題数は、

科目 2018実施 2017実施 2016実施
国語 10 10 8
英語 4 4 4
数学 4 4 4
日本史 3 4 4
地理 1 2 1
政治 1
倫理 1 1
物理 2 1 2
化学 2 2 1
生物 2 1 2
地学 2 1 1
一般常識 5 5 5
ローカル 1 1
合計 36 36 34

と、なっています。

みてのとおり、教職教養より多くの出題があります。一般教養で点数差がつくため可能なかぎり勉強する必要があります。

出題数の多い、国語、英語、数学、日本史を優先的に勉強するようにしたいです。

人文科学

国語は漢字や四字熟語が頻出です。また古文や俳句の出題もあるため、注意が必要です。

英語は会話文が出題されます。簡単な単語を覚えることは大切ですが、会話文独特の表現や構文を中心に覚えておきましょう。

人文科学の傾向は「教員採用試験 一般教養の人文科学を攻略|傾向と勉強方法」にまとめています。

自然科学

数学は図形が最頻出。その他、確率の出題も多いです。まずは解き方を覚えていきましょう。一度、解き方を覚えてしまえば安定して点数をとることができる科目です。

理科は物理、化学、生物、地学から1問ずつ出題があります。理科が苦手な受験生も生物と地学は範囲も狭く覚えるだけで得点できることが多いため必ず勉強しましょう。

自然科学の傾向は「教員採用試験 一般教養は自然科学が重要?傾向と勉強法」にまとめています。

社会科学

社会は日本史、地理が頻出です。また倫理の出題もあるため対策しておきましょう。
社会科目は暗記中心になりますが、範囲が広いです。そのため闇雲に文章を覚えるより問題集中心ででやすい部分に絞って対策することが先決です。

社会科学の傾向は「教員採用試験 一般教養の社会科学を攻略|傾向と勉強方法」にまとめています。

その他

一般常識に関する出題が毎年あります。内容は「文章作成」に関する問題です。例えば保護者あてに送付する「三者面談のお知らせ」プリントについて書き始めの語句や季語などを解答する問題です。

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鹿児島県教員採用試験 難易度

鹿児島県の難易度は高いです。

理由は、

・1次試験の倍率が3.0倍以上
・一般教養重視の出題
・出題方法が記述式

の、3つです。

鹿児島県教員採用試験 ついに高倍率から脱却!?」で受験する科目の倍率を確認しておきましょう。倍率が高いほど合格点もあがっていきます。

鹿児島県教員採用試験 過去問

現行の「特別支援学校小学部・中学部学習指導要領」「特別支援学校高等部学習指導要領」(平成21年、文部科学省)等において、共生社会実現のために、計画的、組織的に行うことが位置付けられて教育活動は何か。

次の1、2の各文章は、「鹿児島県教育振興基本計画」(平成26年2月、鹿児島県教育委員会)からの抜粋である。後の問に答えよ。

1.基本的な生活習慣や人としてしてはならないことなど、社会生活を送る上で持つべき最低限の( ① )を養うとともに、法やきまりを遵守し、適切に行動できる人間を育てることが重要です。また、子どもたちが、安心して学習に取り組むためには、所属する集団の仲間による支援や助言等が不可欠です。

2.子どもたちが、変化の激しいこれからの社会を生き抜いていくために、基礎・基本を確実に身に付けるとともに、自ら学び、考え、主体的に判断、行動し、( ② )を育む教育を推進します。また、伝統や文化を尊重し、それらを育んできた我が国と郷土を愛する態度を養うことや望ましい勤労観・職業観を身に付けさせます。

問1 ①にあてはまる語句として最も適当なものを、次のア~エから一つ選び、記号で答えよ。

ア.協同の精神
イ.規範意識
ウ.学習意欲
エ.豊かな情操

問2 ②にあてはまる語句として最も適当なものを、次のア~エから一つ選び、記号で答えよ。

ア.勤労を重んずる態度
イ.将来の進路を選択する能力
ウ.環境の保全に寄与する態度
エ.よりよく問題を解決する能力

50から100までの自然数のうち、2の倍数または3の倍数であるものの個数を求めよ。

終わりに

鹿児島県の教養試験は出題数60問に対して試験時間が60分しかないため速答力が求められます。時間のかかる計算問題は後回しにして解くなどの戦略が必要。

まずは適切なテキスト、傾向を把握して勉強をはじめましょう。

おすすめの参考書を「2019年版 教員採用試験 おすすめの参考書と使い方」で紹介しています。確認しておきましょう。

ABOUT ME
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福永 真
42歳 関東圏在住/大卒→中学・高校教員(社会科)→教育出版業を経て教職コンサルタントとして躍進中。教育問題の課題、解決に向けたセミナーを開催・企画しています。