教員採用試験

教員採用試験 面接試験で評価をあげる2つのポイント|質問例と回答例他

教員採用試験 面接試験の攻略

面接試験で評価を上げるためには?

面接試験では、どんなことが聞かれるの?

面接試験の回答例が知りたい。

このような悩み、疑問を持っている方、多いのではないでしょうか。

教員採用試験は2次試験(面接試験)が本番といっても過言ではありません。最近は、1次試験の点数は2次試験に持ち込まずに、面接試験の判定のみで合否をだす県も増えつつあります。

面接試験の内容は都道府県によって異なりますが、基本的な評価基準や観察ポイントは変わりません。

本記事では、面接試験の評価基準や質問内容、回答例などについて書いていきます。

これから面接対策をするときの参考にしてください。

教員採用試験 面接試験 5つの評価ポイント

面接試験は主に5つの観点から評価されます。

①協調性 ②表現力 ③社会性 ④思考力 ⑤態度(印象)

この5つで最も重要なポイントはどれだと思いますか。

一般的な面接試験の試験時間は約20分です。面接官は、この短い時間の中で多くの受験者を評価しなくてはいけません。

私も面接官の経験があるのでわかりますが、20分程度の時間で①協調性③社会性を的確に評価することは難しいです。また、教員として「持っていて当然のスキル」なので改めて評価する必要は無いと思います。

しかし、⑤態度(印象)④思考力は、すべての人が持っているわけではありませんよね。実際に会って、話をして始めてみえるスキルです。

つまり、面接試験で良い評価をもらうためには⑤態度(印象)と④思考力をいかに良く評価してもらうかがポイントとなります。

態度(印象)

主に「表情(笑顔)」、「身だしなみ」、「しゃべり方」などです。

面接試験は「人間が人間を評価する」試験です。機械的ではないため、必ず人間的心情が入ります。

みなさんにも、「話をしていて楽しい人」「話をしていて面白くない人」に出会ったことがあると思います。面接試験も、それに近いものがあります。

つまり、面接官に「この人は、話をしていて楽しい人」と思わせることができれば最低でもC評価以上はつきます。面接試験では話す内容も大切ですが、それ以上に「印象」を良くさせることが最も大切ということを押さえておきましょう。

思考力

印象が良くても「思考力」がないと面接試験でB評価以上がつきにくいです。

例えば、面接官に「好きなスポーツを教えてください」と聞かれたときに、「はい、好きなスポーツはバレーボールです。中学校1年生から続けています」などのように聞かれたことの意味を理解し、的確に答えることができていれば大丈夫です。

しかし、「好きなスポーツを教えてください」と聞かれたときに、「私は、運動が苦手なので好きなスポーツはありません」と答えたらどうでしょうか。

これは聞かれている趣旨に対して、的確に答えれていませんよね。面接官も「あ・・・そうですか・・・。」となってしまいます。これでは上手くコミュニケーションが取れているとはいえませんよね。

面接試験で評価が悪い人に限って「聞かれたことに対してうまく返答できたはずなのに、なぜ評価が悪いの・・・」と口を揃えていいます。

確かにうまく返答できていたとしても、聞かれたことに対して見当違いのことを話していれば評価はあがりません。あくまで面接試験は、「話した内容が相手に伝わるか、どうか」。

面接官が話を聞きたくなるためには、印象をよくすることが第1条件、そして聞かれたことに対して、的確に返答すること(思考力)が評価をあげるために必要な条件になります。

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教員採用試験 面接試験 質問方法

近年の面接試験では、基本質問と、それに付随する掘り下げ質問によって構造化された「構造化面接」を多くの県で取り入れています。

受験者の多くが、質問に対し「その問いに対する最も良い答え」を発言しようとする傾向があります。そのため、実際に経験したことがないことでも、アピールして、自分をよく見せようとする受験者が多くなっていることが問題となっています。

そこで、受験者に面接の中で「考えながら」答えてもらうのではなく、過去の自分がどんな行動をとったのか「思い出しながら」答えてもらい、その行動事実を最も評価するスタイルに変わっています。

つまり、「いつ」「どのような場面で」「誰に対して」「どのような意図で」「どういう工夫をして」「どう行動したのか」「結果的にどうなった」を考えて発言することが重要となります。

教員採用試験 面接試験 質問例と回答例

「構造化面接」の一例です。

面接官:一次試験の合格通知が届いたとき、どんな気持ちでしたか。

受験者A:頑張ってきたことが評価されて、とても嬉しかったです。

面接官:合格したことをまわりの人に伝えましたか。

受験者A:はい、最初に両親、次に友達、職場の同僚に伝えました。

面接官:合格後から、今日までどんな準備をしましたか。

受験者A:2次試験には個人面接と実技試験があるため、1日2時間の面接練習と1時間のピアノの練習をしました。

このように、ひとつの質問に対して掘り下げて、「どんな行動をしたのかを思い出させながら」答えるように質問をしていますね。

行動事実を話すため、作った話だと矛盾や違和感がすぐにわかってしまいます。

他にも

面接官:あなたの強みは、どんなところにありますか。

受験者A:〇〇です。

面接官:あなたの弱みは、どんなところですか。

受験者A:〇〇です。

面接官:その弱みをプラスに変えるために、どんなことをしてきましたか。

受験者A:〇〇です。

面接官:今まで人と一緒に仕事をしたり、集団で物事に取り組んだり、何かを一緒に作り上げた経験はありますか。

受験者A:〇✖△です。

面接官:その中であなたの役割はなんでしたか。

受験者A:〇〇です。

面接官:人と一緒に物事に取り組むときに気をつけていることは何ですか。

受験者A:✖✖です。

面接官:一緒に仕事をしている人と意見が合わないことが、あったらあなたはどのように対応しますか

受験者A:△△です。

まとめ

面接試験は、どんなに素晴らしい経験をしていても、それを伝えることができないと意味がありません。

まずは自分の経験をまとめる。→自己分析

次に、自分の言葉でうまく話せるようにまとめる。→練習

そして、必ず第三者に評価をしてもらう。→実践

どれかひとつでも欠けてしまうと、面接試験を攻略することが難しくなります。

合格発表から2次試験まで期間は長くはありません。しかし、準備することが可能です。

合格まであと一歩です。最後まで、どんといきましょう。

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ABOUT ME
福永 真
大学卒業後、9年間中学・高校の社会科教諭として勤務。家庭の事情で退職後、某出版社へ就職。教員採用試験の担当を7年経験して41歳で独立。現在、大学や短大で今までの経験を活かし、教職アドバイザーとして活動中。高校受験の家庭教師もやっています。