教員採用試験

私立教員のなり方|私学教員適性検査の内容とは

私立学校 教員

私立学校の先生になるには、どうしたらいいの?

私立学校の試験って何があるの?

そう思っている方、多いのではないでしょうか。

学校には「公立学校」と「私立学校」があります。「教科指導」「生徒指導」などに大きな違いはありませんが、「採用方法」や「身分」などは完全に異なります。

本記事では「私立学校の先生になる|私立学校の教員採用試験 私学適性検査とは?」について書いていきます。私立学校の先生に少しでも興味がある人は必見の内容です。

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私立学校の先生になる方法

私立学校の場合は、公立学校のような「教員採用試験」はありません。

私立学校ごとに募集をするため、民間企業のように就職活動を行う必要があります。そのため、公立学校の先生は「公務員」ですが私立学校の先生は「民間企業の社員」という違いがあります。私立学校それぞれに教育方針や校風があるため、学校研究も欠かすことができません。

とはいえ、ひとつずつ私立学校の求人を探すのは手間ですよね。そんなときは「私学教員適性検査」を受験することで手間をハブことができます。

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私学教員適性検査(試験)とは

簡単にいえば私立学校の教員採用試験です。

毎年、8月下旬ごろに(2018年実施試験は2018年8月26日(日))東京都・静岡県・愛知県・兵庫県・広島県・福岡県・長崎県で「私学教員適性検査」が実施されます。

この試験は統一の学力検査を行い、検査結果をもとに「私学適性検査受験者名簿」を作成します。この受験者名簿は各県の「私立中学校・高等学校校長」に提供されます。

私立学校はこの受験者名簿を参考にして採用者を選び、独自に採用面接(求人オファー)をしてくることがあります。試験の点数が高ければ、それだけ多くの採用担当者の目に触れることになるため、私立学校の教員を目指す人は必ず受験するようにしましょう。

私学教員適性検査(試験)の内容

試験は教職教養(教育原理、教育法規、教育心理、教育史、一般教養、一般時事)と専門教科・科目(自分が指導する教科・科目)が実施されます。

受験者名簿には点数の高い順にリスト化されます。公立学校と違い「有名高校・大学へ進学」させることが求められるため学力が高い方が有利です。しかし、最終的には学校ごとに行われる面接試験で評価を得なければ採用にはなりません。

過去問で問題の傾向やレベルを知りたい人は各都道府県の私学協会事務局で5年分の過去問を購入することができます。

教職教養の対策は「教員採用試験用」の参考書・問題集で勉強しよう。

その他、私立学校の教員になる方法

大学生の場合は、各私立学校から求人が届いている場合があります。また教授によっては私立学校の校長と知り合いの場合があるため推薦してもらう手もありますね。

また、母校が私立学校だった場合も、一度電話して聞いてみましょう。外部には公開していない採用情報やチャンスをもらえる可能性があります。

私立は「コネクション」を通じて採用される傾向が強いので、そういったパイプがあると非常に楽。

まとめ

私立学校の教員は、公立の学校と違い必ず採用があるわけではありません。採用数も公立学校のように数百人単位ではなく、若干名ばかりです。

また、身分も公務員ではないため景気によっては廃校となる場合もあります。しかし、公立学校にはない魅力もあるため私立学校を狙っていく人も一緒にがんばりましょう。

ABOUT ME
福永 真
大学卒業後、9年間中学・高校の社会科教諭として勤務。家庭の事情で退職後、某出版社へ就職。教員採用試験の担当を7年経験して41歳で独立。現在、大学や短大で今までの経験を活かし、教職アドバイザーとして活動中。高校受験の家庭教師もやっています。