教員採用試験

私立学校の教員採用試験|私学適性検査とは

私立学校の教員になる方法
私立学校の先生になる方法を教えてほしいな

と、いった質問に回答します。

どうも、福永です。

この記事は私立学校の教員になるための方法や試験について書いています。

私立学校の教員を目指す、なりたいと思っている人は参考になる内容ですよ。

私立学校の先生になる方法

私立学校の場合、公立学校のような「教員採用試験」はありません

私立学校ごとに募集をするため、民間企業のように就職活動を行う必要があります。

そのため、公立学校の先生は「公務員」ですが私立学校の先生は「民間企業の社員」という扱いになります。

私立学校それぞれに教育方針や校風があるため、学校研究もしなくてはいけません。

私立学校教員になる方法は主に3つあります。

  1. 私学教員適性検査
  2. 各種就職サイト
  3. 大学求人

私学教員適性検査とは

簡単にいえば、「私立学校の教員採用試験」です。

公立学校の採用試験と大きく違う点は合格・不合格という基準がなく点数に応じてランク分け、リスト化」され、私立学校へ配付されます。

リストを受け取った私立学校は学校の状況に応じて、このリストの中から成績が良い受験者に採用選考の連絡をして次の選考をおこないます。

つまり高得点がとれても必ず私立学校に採用される試験ではなく、私立学校が選考をおこなう上での判断材料を提供する試験ということを知っておきましょう。

私学教員適性検査の日程

私学教員適性検査

  • 東京都
  • 静岡県
  • 愛知県
  • 兵庫県
  • 広島県
  • 福岡県
  • 長崎県

の7都市で夏に実施されています。

2019年(令和2年度)の採用スケジュールは次のとおり。

受付期間 試験日 結果通知
東京都 4/1~7/1 8月25日(日) 9月中下旬
静岡県 7/1~16
愛知県 5/22~7/7
兵庫県 7/5~7/7
広島県 4/1~7/3
福岡県 5/27~6/24
長崎県 7/2~16

私学教員適性検査の試験内容

実施される試験内容は受験する教科によって「教職教養(教養試験)」「専門教養」「小論文」に大別されます。

科目ごとの試験内容は次のとおり。

科目 試験内容
国語 教養試験 専門試験
世界史
日本史
地理
政治経済
数学
物理
化学
生物
英語
家庭
保健体育 小論文
音楽
美術
書道
情報
工業
商業
福祉
技術
養護教諭

私学教員適性検査 教職教養

すべての受験者が受験する試験です。

公立学校の教員採用試験と同じく「教職教養」と「一般教養」から出題されます。

試験時間は50分。

教職教養の内容や対策方法は公立学校の教員採用試験と同じです。

教員採用試験 教職教養ってどんな科目?勉強法まとめ」を参考にしてください。

私学教員適性検査 専門教養

専門教養は

  • 「国語」
  • 「世界史」
  • 「日本史」
  • 「地理」
  • 「政治経済」
  • 「数学」
  • 「物理」
  • 「化学」
  • 「生物」
  • 「英語」
  • 「家庭」

の志望者を対象に実施されます。

試験時間は80分です。

大学受験レベルの出題があります。

センター試験の参考書を中心に勉強しておきましょう。

私学教員適性検査 小論文

小論文は専門教養がない

  • 「保健体育」
  • 「音楽」
  • 「美術」
  • 「書道」
  • 「情報」
  • 「工業」
  • 「商業」
  • 「福祉」
  • 「宗教」
  • 「技術」
  • 「養護教諭」

の志望者を対象に実施されます。

試験時間は80分です。

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私立学校 教員のなり方 各種就職サイト

私立学校は民間企業と同じように各種就職サイトに求人情報を掲載することがあります。

有名どころではマイナビやリクナビですね。

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サイトへの登録は基本無料ですので登録だけでもしておくと求人情報がお知らせメールで届きます。探す手間も省けるのでオススメです。

私立学校 教員のなり方 大学求人

大学生であれば就職課やキャリア支援の担当部署宛に私立学校からの求人が届いていることがあります。

また、大学教授に相談してみるのも1つの手です。

意外と私立学校へのコネクションを持っていることがあります。

推薦してもらえるなら有利に選考試験を受けることができますよ。

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私学教員適性検査の倍率

自治体によって公表・非公表があるので一概にはいえませんが、多くの学校がある愛知県を参考にみると5倍程度となっています。

3年間の倍率は次のとおり。

受験者 採用者 倍率
2018年 836 152 5.5
2017年 925 186 5.0
2016年 969 198 4.9

他の都市は愛知県より学校数が少ないと思うので全体的な倍率は高めだと思います。

私学教員適性検査 過去問

私立教員適性検査の過去問は購入することができます

基本的には該当自治他の事務局で販売していますが、買いに行くことが難しい場合は郵送でのやりとりも可能です。

問題集の代金は教職教養300円、専門試験400円からとかなり安いです。

過去問がほしい人は受験先の事務局まで問い合わせてみましょう。

私学教員適性検査 受験料

公立学校の教員採用試験と違い「受験料」が必要なので注意しましょう。

受験料は次のとおり。

自治体 受験料
東京都 20,000円
静岡県 5,000円
愛知県 10,000円
兵庫県 10,000円
広島県 15,000円
福岡県 10,000円
長崎県 10,000円

私立学校の教員まとめ

私立学校の教員は、公立の学校と違い必ず採用があるわけではありません。

採用数も公立学校のように数百人単位ではなく、若干名ばかりです。

また、身分も公務員ではないため景気によっては廃校となる場合もあります。

しかし、公立学校にはない魅力もあるため私立学校を狙っていく人も一緒にがんばりましょう。

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福永 真
42歳 関東圏在住/大卒→中学・高校教員(社会科)→教育出版業を経て教職コンサルタントとして躍進中。教育問題の課題、解決に向けたセミナーを開催・企画しています。