教員採用試験

教員採用試験 一般教養の社会科学を攻略|傾向と勉強方法

教員採用試験の一般教養ってどんな科目があるの?

 社会科学の傾向や勉強法は?

 社会科学 おすすめの参考書は?

このような情報を探している方、多いのではないでしょうか。

 

教員採用試験の一般教養は出題される科目が多く、範囲が広い特徴があります。そのため闇雲に勉強する前に、科目の特徴を知って勉強することが重要です。

傾向を知らずに勉強をはじめると、無駄なことを多くすることになります。

例えば、

野球で、適当に100回素振りをする

素振りのコツを理解したうえで100回素振りをする

の2つでは、結果が全く違いますよね。

勉強も同じです。

本試験までに勉強できる時間は決まっています。本記事を参考に社会科学の勉強をはじめましょう。

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教員採用試験 一般教養 社会科学

教員採用試験 社会科学の特徴

社会科学の出題科目は、

日本史
世界史
地理
政治
経済

と、なっています。

多くの県で、社会科学から2~3問出題されています。対策を始める前に受験する県の過去問で出題科目の確認をしましょう。

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教員採用試験 一般教養 社会科学の勉強方法

教員採用試験 一般教養 社会科学の勉強方法

一般教養の出題数や出題科目は都道府県によってバラバラです。

例えば、岐阜県。

岐阜県の問題を見ると社会科学の出題どころか、一般教養の出題がゼロです。

しかし神奈川県の問題をみると日本史2問、世界史1問、地理2問、政治5問、経済1問の出題があります。

岐阜県の場合は社会科学の対策をする必要はありませんが、神奈川県は絶対に対策する必要がありますよね。

このような傾向を知ってから勉強することが1番大切です。

そのために、受験する都道府県の過去問を準備しましょう。過去問を把握することで勉強すべき科目や優先順位を知ることができます。

教員採用試験 一般教養 日本史の傾向

教員採用試験 日本史

日本史は社会科学の中で出題が多いです。

主な出題分野は「江戸時代」「明治時代」「平安時代」「鎌倉時代」

最近の傾向として「歴史を通しての総合問題」が増えています。各時代の象徴的な出来事は覚えておきましょう。

教員採用試験 一般教養 日本史 過去問

次の各文は,江戸時代の文化や学問について述べたものである。誤っているものはどれか。1~5から選びなさい。

1.井原西鶴は,当時の町人の生活をいきいきとえがいた小説『好色一代男』を著した。

2.近松門左衛門は,人形浄瑠璃の脚本である『曽根崎心中』を著した。

3.杉田玄白は,前野良沢らと西洋医学の解剖書を翻訳した『解体新書』を出版した。

4.本居宣長は,『古事記』を研究して『古事記伝』を著し,国学を大成した。

5.葛飾北斎は,錦絵の風景画『東海道五十三次』を残した。

①~⑤は,日本が近代国家へ発展していく過程の出来事である。年代の古いものから順に並べ替えたとき,4 番目にくる出来事を①~⑤のうちから一つ選べ。

① 全国水平社が結成される。

② 満25 歳以上のすべての男性が衆議院議員の選挙権をもつ。

③ 官営富岡製糸場での生産が開始される。

④ 官営八幡製鉄所での生産が開始される。

⑤ 関税自主権を完全に回復する。

教員採用試験 一般教養 世界史の傾向

教員採用試験 世界史

多くの県で世界史の出題は減少傾向にあります。

毎年、出題がある県は、

埼玉県 さいたま市 神奈川県
横浜市 川崎市 相模原市
福井県 京都市 兵庫県
徳島県 香川県

と、なっています。

主な出題分野は「中国史」「20世紀以降の世界」です。最近は、世界史単独の出題ではなく、日本史と絡めた問題が増加中。

教員採用試験 一般教養 世界史 過去問

次の出来事を年代の古い順に並べた時,3番目となるものを選び番号で答えなさい。

⑴ 世界恐慌が起こる。

⑵ ロシア革命が起こる。

⑶ 第二次世界大戦が始まる。

⑷ 国際連盟が発足する。

⑸ アメリカで南北戦争が始まる。

次の各文は,欧米や日本における出来事について述べたものである。古い順に並べたとき4番目になるものはどれか。1~5から選びなさい。

1.独立戦争の司令官であったワシントンが,アメリカの初代大統領に就任した。

2.ポルトガルのヴァスコ=ダ=ガマが,アフリカの南端をまわってインドに到達した。

3.ドイツでは鉄血宰相と呼ばれたビスマルクが富国強兵を進め,帝国として統一された。

4.イギリスでは王権が否定され,クロムウェルの指導によりピューリタン革命が実現した。

5.イエズス会の宣教師であったフランシスコ=ザビエルが,日本の鹿児島に来航した。

教員採用試験 一般教養 地理の傾向

教員採用試験 地理

地理は社会科学の中で出題が多いです。

主な出題分野は「日本の地形・産業・工業」「世界の気候」「地誌」。

教員採用試験 一般教養 地理 過去問

次の記述に該当する気候の名称として妥当なものを,下の①~⑤から一つ選びなさい。

夏は乾燥し,冬に雨が多くなる。気候の特色を生かして,夏には乾燥にも強いオリーブやブドウといった果樹栽培が盛んであるほか,冬には雨を生かした小麦栽培が盛んである。

① 熱帯モンスーン気候
② 温暖湿潤気候
③ 地中海性気候
④ 西岸海洋性気候
⑤ ステップ気候

日本の食料自給率(2014年)において次の中で最も低いものを1つ選び番号で答えなさい。

⑴ 米
⑵ 牛乳・乳製品
⑶ 大豆
⑷ 肉類
⑸ 果実

教員採用試験 一般教養 政治の傾向

教員採用試験 政治

政治は社会科学の中で出題が多いです。

一般時事と絡めた出題が増加中。

主な出題分野は「日本国憲法」「国会、内閣、裁判所」「選挙制度」「国際関係」です。

教員採用試験 一般教養 政治 過去問

国会についての記述として適切ではないものを,次の①~④のうちから選びなさい。

① 予算は衆議院に先議権がある。

② 衆議院と参議院の議員の任期や定数,被選挙権に違いがある。

③ 衆議院議員の任期は6 年であるが,解散のときは任期満了前に終わる。

④ 衆議院が可決した法律案を参議院が否決した場合,衆議院が出席議員の3分の2以上の賛成で再可決すれば法律となる。

次の文は,選挙制度について述べたものである。正しいものはどれか,①~⑤から一つ選んで番号で答えなさい。

① 比例代表制は,候補者が少ない小政党よりも大政党の方が有利である。

② アメリカの両院選挙では比例代表制,ドイツの下院選挙では小選挙区制を採用している。

③ 小選挙区制は,投票したのにその声が反映されない票,つまり死票が多くなるというデメリットがある。

④ わが国の衆議院議員選挙では,小選挙区と比例区での重複立候補は禁止されている。

⑤ わが国の参議院議員選挙では,大選挙区制と中選挙区制の2 本立てで実施されている。

教員採用試験 一般教養 経済の傾向

教員採用試験 経済

経済は社会科学の中で出題がほとんどありません

直近5年間で出題があったのは、

埼玉県 さいたま市 神奈川県
横浜市 川崎市 相模原市
福井県 神戸市 兵庫県
徳島県 香川県 高知県
福岡県 福岡市 北九州市

と、なっています。

政治とおなじく、一般時事と絡めた出題が増加中。

主な出題分野は「金融政策」「財政政策」「消費者問題」です。

教員採用試験 一般教養 経済 過去問

次の文は,社会的責任について説明したものである。正しいものはどれか,①~⑤から一つ選んで番号で答えなさい。

社会の了解や合意を得るために業務や研究活動の内容について対外的に説明する責任のこと。行政機関や企業が保持すべき倫理とされる。

① コンプライアンス

② アカウンタビリティ

③ コアコンピタンス

④ メセナ

⑤ フィランソロピー

日本財政に関する次の文のうち,誤っているものを1つ選び番号で答えなさい。

⑴ バブル崩壊後の不況に対し,政府は国債発行で得た資金を財源として景気対策を行った。

⑵ 政府が一般の道路や消防など公共財を供給するのは難しいため,公共財の供給は企業の役割とされている。

⑶ 人口の高齢化にともない支出増が予想される社会保障関係費をまかなう必要からも,歳出抑制と同時に,歳入を増やすことが財政の健全化の課題である。

⑷ 東日本大震災の復興経費をまかなうため,所得税・法人税などで臨時増税が実施された。さらに,地球温暖化対策税も導入された。

⑸ 地方分権改革の一環として,「三位一体改革」が行われた。これは財源を地方に移すことで,財政面での地方自治を意図したものであった。

教員採用試験 一般教養 社会科学の勉強方法

教員採用試験 問題集

社会科学は暗記科目です。そのため必要事項を中心に「問題形式」「一問一答形式」の問題集を使って覚えていきましょう。

例)「本能寺ときたら織田信長」

「花の御所ときたら足利義満」

「奇兵隊ときたら高杉晋作」

みたいに覚えましょう。

これだけで教員採用試験の問題は正答することが可能です。

教員採用試験 一般教養 オススメの参考書

参考書がたくさんあって、どれを使えばいいかわからない。

確かに教員採用試験対策用の参考書は多く発売されているため、どれを使えばいいかわかりにくいですよね。

そこで「これを使っておけば間違いない!」というテキストをいくつかご紹介します。

一般教養学習のコツは「よく出るところ、出ないところを把握して、よく出るところだけをやる!」ことがポイントです。

一般教養は1冊の参考書を完璧に覚えたとしても、平気で参考書に載っていない問題を出題してきます。

大きく手を広げて勉強するよりも、出題率が高い分野をピンポイントで勉強することが、点数を安定してとるために必要ということを覚えておきましょう。

本記事オススメの参考書は、

 教員採用試験「過去問」シリーズ

 一般教養の要点理解

 絶対決める!一般教養 教員採用試験合格問題集

 高校入試5科一問一答

です。

教員採用試験「過去問」シリーズ

はじめに書いたとおり、教員採用試験は受験する都道府県で出題傾向が違います。

この過去問シリーズは直近5年間の本試験問題がのっているため、「出題傾向の把握」や「試験レベルの確認」をするのに役立つ1冊です。

教養試験以外にも専門教養や論文など多くのシリーズがあります。

一般教養の要点理解

「出るところを中心に勉強する」がコンセプトの参考書です。科目・分野ごとに頻出事項を厳選してつめこんでいます。

「赤色の参考書」と「青色の問題集」2冊を組み合わせることで効果的に知識を覚えることができます。

この2冊だけでも一般教養の60%は勉強することができます。残りの40%は模擬試験や全国の過去問を勉強して穴埋めしていけばいいですね。

絶対決める!一般教養

テキストの作りが「一問一答」→「本試験問題」という構成。

一問一答で科目の基礎知識を効果的に覚えることができます。その後本試験問題に取り組んで知識の習得。

付属の赤シートで重要項目を隠しながら覚えることができる点も◎。

しかし、問題数が多くないため優先順位のひくい科目対策として有効活用したい1冊。

高校入試5科一問一答式

国語、英語の基礎ができていない人の基礎作りに最適の1冊です。はじめに書きましたが、教員採用試験では中学校~高校1年レベルが多く出題されます。

その多くが中学校で学んだ知識を少し応用させた問題のため、高校入試のテキストは意外と基礎を学ぶためには使いやすいテキストなんですね。

番外編

上記テキストとは別に1冊常備しておきたいテキストがあります。

 オープンセサミシリーズ

教員採用試験対策の大手予備校である「東京アカデミー」が作成している参考書です。

知識量が多く、詳しく説明があるため辞書代わりにオススメです。

詳しく説明があるならこの1冊だけでよくない?

確かにオープンセサミだけでもいいです。しかし、長文が続くため暗記には向いていません。また知識量が多い分、「これ試験にでるか?」という無駄な内容も含まれています。

「文章を読んで覚える」のと、「問題形式で覚える」では、圧倒的に「問題形式で覚える」ほうが効果的です。直接つかうのではなく、問題演習をして間違えた知識の確認用として間接的に使用するようにしましょう。

文章形式の参考書だけを使って、知識を覚えようとする。

大学受験用の参考書を使うなどオーバーワークの勉強をする。

出るところを中心に問題形式で覚える

辞書を1冊常備し、確認できるようにしておく。

おわりに

一般教養は科目が多く、範囲が広いため対策に時間がかかります。

しかし、一般教養で点数をとることが合格に近づくためには必要不可欠です。どうしても一般教養が苦手!という人は予備校に頼りましょう。

予備校は傾向を踏まえて無駄のない授業をしてくれます。少ない授業数で点数をとらせる必要があるため、効果的です。

今は、多くの予備校が教員採用試験に関する「無料セミナー」や「イベント」を行っています。予備校に通って対策することも有効ですが、できればお金はあまりかけたくないですよね。ぜひ、こういった無料イベントを活用しましょう。

おすすめする予備校は『資格の学校TAC』と『東京アカデミー』です。

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