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栃木県 教員採用試験 教養試験の傾向×難易度×過去問他

栃木県の教員採用試験

 栃木県の筆記試験って何がでるの?

 栃木県の筆記試験の傾向は?

 栃木県の問題ってどんな問題なの?

このような情報を求めている方、多いのではないでしょうか。

本記事では「栃木県の教員」を目指している人に向けて、筆記試験の『傾向』や『過去問』『出題内容』『難易度』について書いていきます。

教員採用試験は都道府県によって出題傾向が違います。そのため試験勉強を始める前に、出題形式や傾向、難易度を確認することが重要です。

確認できたら「面接試験の情報記事」や「論作文の情報記事」で他の試験内容を確認していきましょう。

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栃木県 教員採用試験 筆記試験の特徴

栃木県の筆記試験は『教養試験』と『専門教養』が実施されます。

教養試験は教職教養と一般教養から出題があり、問題は全員同じ。

専門教養は受験する校種・教科によって配点が違います。それぞれの配点は、

教科 専門教養
小学校 100点
音楽 50点
美術 50点
保健体育 50点
その他 100点

と、なっています。

それぞれの試験に基準点(総受験者の平均点)があり、それを満たしていないと他の試験がよくても不合格になります。

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栃木県 教員採用試験 教養試験の傾向

例年、大問13題、解答個数50個。全問マークシート方式で、出題形式は、

「適切なものをアからエ(オ)のうちから選べ」

「( )に当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか」

と、いった形式です。選択肢は4~5つ。試験時間は50分。

単純計算すると1問1分で解答する必要があります。時間に注意。

栃木県 教員採用試験 教養試験(教職教養)の出題内容

教職教養は大問6題、解答個数15個の出題があります。

過去3年間の科目別出題数は、

科目 2018実施 2017実施 2016実施
教育原理 5 2 3
教育法規 4 6 6
教育心理 4 4 4
教育史 1 1
教育時事 1 2 1
ローカル 1
合計 15 15 15

と、なっています。

教育原理、教育法規、教育心理からバランスよく出題されている傾向にあります。

分野別でみると、教育原理は『学習指導要領』に関する出題が多いです。2018年実施試験では次期(新)学習指導要領に関する出題がありました。その他『特別支援教育』に関する出題もでています。

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教育法規は法規の条文が書いてあり、該当する法規を選択する出題形式。『日本国憲法』『教育基本法』が頻出です。また『地方公務員法』『教育公務員特例法』の出題率が高まっています。あわせて確認してください。

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教育心理は『発達』『学習』が頻出。多くが提唱説と提唱者の結びつけです。問題集を中心に主要人物をおさえておきましょう。

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毎年出題のあった教育史の出題が2018年実施試験ではなくなり、栃木県の教育に関するローカル問題が1問出題されています。

この傾向が続くかもしれません。必ず教育委員会のホームページで栃木県の教育施策を確認しておきましょう。

栃木県 教員採用試験 教養試験(一般教養)の出題内容

一般教養は大問7題、解答個数35個の出題があります。

みてのとおり、全体の70%を一般教養が占めています。出題科目も多く対策に時間がかかります。早めの対策を心がけましょう。

過去3年間の科目別出題数は、

科目 2018実施 2017実施 2016実施
国語 9 9 9
英語 5 5 5
数学 7 7 7
日本史 2 3 3
世界史 1
地理 2 2 2
政治 2 2 2
物理 1 2 1
化学 3 2 2
生物 2 2 2
地学 1 1 1
一般常識 1
合計 35 35 35

と、なっています。

国語、英語、数学、理科、社会の5教科からバランスよく出題されています。

分野別でみると、国語は漢字の読みや長文読解が中心の構成です。さきほど書いたように1問1分で解く必要があります。長文読解は時間がかかるため後から解くことをオススメしますよ。

英語は会話文が出題されます。最低限の単語と会話文独特の表現や構文を覚えておきましょう。

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数学は図形の計算と確率が頻出です。図形は平面図形、空間図形から1問ずつ出題される傾向にあるため公式を使えるように覚える必要があります。また、計算問題は時間がかかるため、時間配分に気を付けること。

理科は物理、化学、生物、地学からバランスよく出題されています。出題数をみるとわかりますが、優先すべき科目は「化学」と「生物」です。計算問題は出題されておらず知識で解ける問題が多いです。

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社会は日本史、地理、政治の出題が多いです。範囲が広い科目のため問題集を中心に知識を覚えていくことが重要です。

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栃木県 教員採用試験 過去問

次の文は「子供の貧困対策に関する大綱」(平成26年8月29日閣議決定)の一部である。文中の( (1) ),( (2) ),( (3) )にあてはまる語句の適切な組合せを,下のアからエのうちから一つ選べ。

教育の支援においては,( (1) )を子供の貧困対策のプラットフォームと位置付け,①学校教育による( (2) ),②学校を窓口とした( (3) )関連機関との連携,③経済的支援を通じて,学校から子供を( (3) )的支援につなげ,総合的に対策を推進するとともに,教育の機会均等を保障するため,教育費負担の軽減を図る。

ア.⑴ 地域  ⑵ 学力保障  ⑶ 医療

イ.⑴ 学校  ⑵ 就労支援  ⑶ 医療

ウ.⑴ 地域  ⑵ 就労支援  ⑶ 福祉

エ.⑴ 学校  ⑵ 学力保障  ⑶ 福祉

次の項目は、平成28年2月に策定された「栃木県教育振興基本計画2020-教育ビジョンとちぎ」における本県教育が目指す基本目標である。「知・徳・体の調和のとれた発達を促すことによって生涯にわたって学び続ける力を育みます」という目標が表現された基本目標の( )にあてはまる語句として最も適切なものを下のアからエのうちから一つ選べ。

【基本目標】
( )をつくる

志を立て未来をつくる

育ちあえる絆をつくる

ア 学びの地図
イ 学びの未来
ウ 学びの変革
エ 学びの基礎

次のことがらと最も関係の深いものを、アからエのうちから一つ選べ。

【遣唐使】

ア 小野妹子
イ 阿倍仲麻呂
ウ 紀貫之
エ 聖徳太子

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栃木県 教員採用試験 難易度と合格基準

栃木県の選考基準は少し変わっています。

1次試験は筆記試験と面接試験の総合評価で判定されますが、全員がすべての試験を評価されるわけではありません。

評価されるための条件1

小学校志望者は教養試験、専門試験の総合得点で上位者(採用予定数の3倍程度)に入ること。

しかし、小学校の採用予定数は合格者数から推測すると約300人です。受験者数が900人もいないので、実質全員が条件に当てはまると思います。

中学校、高校、養護教諭志望者は専門教養の得点上位者(採用予定数の3倍程度)に入ること。

例えば昨年の中学校社会の採用予定数は合格者から推測すると約20人。受験者数は122人いますが、60人程度しか評価対象にならない、ということです。

評価されるための条件2

条件1に加えて、①教養試験の点数で全体の平均点以上をとること。専門教養も平均点以上をとること。

例えば教養試験で90%の点数をとっても、専門教養で平均点を取れていないと総合点数は高くても評価対象外=不合格です。

そして注意しなければいけないことは、小学校志望者は総合得点の上位者から採用予定数の1.5倍程度、その他は専門教養上位者から採用予定数の2倍程度合格をだすことになります。

偏った対策ではなく、バランスよく対策した人が合格する試験だということですね。

ABOUT ME
福永 真
大学卒業後、9年間中学・高校の社会科教諭として勤務。家庭の事情で退職後、某出版社へ就職。教員採用試験の担当を7年経験して41歳で独立。現在、大学や短大で今までの経験を活かし、教職アドバイザーとして活動中。高校受験の家庭教師もやっています。