教員採用試験

教員採用試験 教職教養の勉強法|傾向を把握して合格へ

教員採用試験 教職教養の勉強法
悩む人
悩む人
教養試験で教職教養が重要と聞きました。傾向や勉強法について教えてほしいです

と、いった疑問に回答します。

どうも、福永です。

この記事は教員採用試験 教職教養の勉強法や傾向をまとめています。

結論から書くと教職教養は筆記試験のなかで1番重要です。

理由は面接試験や論文試験でも知識が必要だからです。

最近の教員採用試験は面接試験が重視される傾向が強いため、面接で評価をもらおうと思えば教職の知識が必須。

まずは本記事を参考に科目の特徴や勉強法を把握していきましょう。

教員採用試験 一般教養の勉強法
教員採用試験 一般教養の勉強法まとめ|傾向と対策教員採用試験で実施される一般教養について傾向や特徴、勉強方法をまとめています。また、一般教養がない県についても紹介。一般教養の対策に悩んでいる受験者必見の内容です。...

教員採用試験 教職教養とは

  • 「いじめが起きたらどうしますか?」
  • 「不登校児度への対応はどうするのがベストですか?」
  • 「各教科の目標、指導すべき内容は何ですか?」
  • 「なぜ体罰はいけないのですか?」

こういった質問に答えることができますか?

教職教養とは教員として必要な知識をいいます。

数学や英語の指導ができても生徒指導や対応ができないといけませんよね。

教育問題でイメージしやすい「いじめ」は、

  • いじめ防止基本方針
  • いじめ防止対策推進法
  • 生徒指導提要

などを勉強する必要があります。

いじめが発覚した場合に学校が取らなければいけない措置には、

  • 事実の確認
  • 被害者、保護者への支援
  • 加害者への指導
  • 警察との連携

などがあり、どの順番で、どうやって対処していけばいいのか知らないといけませんよね。

そのため時間をかけて多くの受験者が教職教養を勉強しています。

教員採用試験 教職教養の特徴

筆記試験では出題数が多く、面接試験でも知識が必要な科目です

例えば自治体ごとの出題数ををみると、

東京都 千葉県 静岡県
教職教養 25問 26問 35問
一般教養 0問 4問 15問
合計 25問 30問 50問

となります。

このように教職教養は出題数が多いので、優先して勉強する必要があります。

また、面接試験では教職教養の知識がないと答えることのできない質問が増えています。

例えば、

  • 「いじめ防止対策推進法」の中にいじめが発生した場合の簡単な図があります。覚えていることを簡単に説明してください。
  • 「教育基本法第2条は何号まであるか知っていますか。」
  • 「教育公務員特例法第22条は何が書いていますか。また教育基本法の関連する条文と絡めて説明してください。」

と、いった質問がありました。

教職教養の勉強をしていないと答えることができませんよね。

以上のような特徴が教職教養にはあるので、合格者の多くが時間をかけて勉強しています。

SPONSERD LINK

教員採用試験 教職教養の勉強法

教職教養は次の科目から構成されています。

  • 教育原理
  • 教育法規
  • 教育心理
  • 教育史

中でも出題数が最も多く、重要な科目は教育原理です。

その他、教育法規>教育心理>教育史といった優先順位。

1科目ずつ見ていきましょう。

教員採用試験 教育原理とは

教育原理は、教職教養で一番重要な科目です。

こんな問題が出題されています。

  • 文部科学省の生徒指導提要において、生徒指導を通してはぐくまれていくべき資質や能力は、自発性・自主性、自立性、主体性である。〇か×か。
  • 学校における体育・健康に関する指導は、生徒の発達の段階を考慮して、学校の教育活動全体を通じて適切に行う。○か×か。
  • 教科カリキュラムとは、関連する複数の教科を関連付けて編成するカリキュラムで、教科そのものの独立性は保ったままで編成する。〇か×か。

A. ○ ○ ×

主な出題分野は、

  • 学習指導要領
  • 生徒指導
  • 特別支援教育

などが、あります。

面接試験でも教育原理の知識がないと答えることができない問題も多数あるため、優先的に勉強したい科目です。

教員採用試験 教育原理の勉強法
教員採用試験 教育原理の勉強法|実は1番重要な科目です教育原理は筆記、面接、論文などすべての試験で必要です。つまり、知識がないと合格できません。まずは科目の特徴や勉強法を知っておきましょう。...

教員採用試験 教育法規とは

教育法規は、教員として、公務員として知っておかなければならない法律や制度について問われます。

こんな問題が出題されています。

  • 憲法は「学問の自由は、法律の定めるところにより、これを保護する。」と規定している。
  • 教育基本法は、良識ある公民として必要な政治的教養は、教育上尊重されなければならないと規定している。
  • 学校教育法は、学校には、学校図書館を設けなければならないと規定している。

A. × ○ ×

主な出題分野は、

  • 学校教育法
  • 教育基本法
  • 地方公務員法

などが、あります。

法律の条文を覚えないといけないため、苦手な受験者が多いです。

しかし、出題されやすい条文や分野はある程度決まっているため、傾向を把握して勉強することが重要。

教員採用試験 教育法規の勉強法
教員採用試験 教育法規の勉強法|出る条文と傾向を伝えます教育法規は出題されやすい条文にパターンがあります。実は少し勉強すれば簡単に点が取れる科目ですよ。特徴や勉強法を紹介します。...

教員採用試験 教育心理とは

教育心理は、児童・生徒の心理過程や成長発達を理解して、学年や成長段階に応じた適切な指導をするために必要な知識を勉強します。

こんな問題が出題されています。

  • 人間意識の中に「無意識」の領域があることを発見したのはフロイトである。
  • ピアジェは自己同一性を研究し、「幼少期と社会」などに著した。
  • 不登校や引きこもりにより自己を守ろうとすることを抑圧という。

A. ○ × ×

主な出題分野は

  • カウンセリング
  • 学習
  • 発達

などが、あります。

教育心理は多くが「提唱者(研究者)」と「提唱説(実験)」の紐付で正答することができます。

しかし、教育心理学者はたくさんいるため主要人物を中心に覚えていく必要があります。

教員採用試験 教育心理の勉強法
教員採用試験 教育心理の勉強法|傾向をつかんで得点源に!教員採用試験の教育心理について、出題傾向や分野の特徴を問題(過去問)を使ってまとめています。分野ごとの頻出度などを書いているので、これから勉強する人は参考になる内容です。...

教員採用試験 教育史とは

教育史は、文字通り「教育の歴史」について勉強します。

こんな問題が出題されています。

  • 森有礼は「教学聖旨」を著し、北欧主義などを批判し徳育を中心とした教育論を主張した。
  • 伊藤博文は幕末期の思想家・教育家で、漢学塾の松下村塾で教育を行った。高杉晋作・木戸孝允などを輩出した。
  • ケルシェンシュタイナーはドイツの思想家で教育家である。自由ヴァルドフ学校を創設し、人智学に基づいて精神と身体、芸術と科学を統合した特有の教育方法を形成した。

A. × × ×

主な出題分野は、

  • 日本教育史
  • 西洋教育史

などが、あります。

教育史も教育心理と同じように、多くが「人物」と「著書・名言・偉業」の紐付で正答することができます。

歴史って聞くとアレルギー反応をしめす受験者は多いですが、出題されやすい人物は限られています。あわせて確認しましょう。

教員採用試験 教育史の勉強法
教員採用試験 教育史の勉強法|傾向と対策教員採用試験で出題される教育史について試験情報を書いています。教育史の傾向や出題パターン、問題や過去問など。これから教育史の勉強をはじめるひとの参考になる内容を配信しています。...

教員採用試験 教職教養のまとめ

教職教養は出題数が多く、他の試験でも知識が必要な科目です。

そのため、教職教養ができる人は試験に合格しやすい傾向が強いです。

また、はじめて勉強する人が多いため、今までの知識は関係ありません。

つまり、やればやったぶん点数がとれるということです。

教員採用試験 1次試験が免除
教員採用試験 1次試験免除でも教職教養は勉強したほうがいい理由教員採用試験で1次試験(筆記試験)が免除の人へ。一般選考に比べて勉強の負担が減るので対策はしやすいと思いますか?もし、そう思うなら黄色信号です。実は筆記試験がなくても教養試験の知識は必要です。...
ABOUT ME
アバター
福永 真
42歳 関東圏在住/大卒→中学・高校教員(社会科)→教育出版業を経て教職コンサルタントとして躍進中。教育問題の課題、解決に向けたセミナーを開催・企画しています。