と、いった疑問に回答します。
どうも、福永です。
この記事は教員採用試験の出願書類(自己PRや志望動機)に関する内容を書いています。
先日、下記ツイートをしました。
この時期になると志望動機や自己PRの質問が増えます。
結論を言えば答えを求めすぎです。筆記試験なら設問ごとに答えがあるけど面接に答えはありません。
圧倒的に時間をかけ自己分析しつつどう話せば面接官に届くか訓練するのみです。
— 福永 真@教職コンサルタント (@kyosai365) April 22, 2019
この時期になると志望動機や自己PRの質問が増えます。
結論を言えば答えを求めすぎです。筆記試験なら設問ごとに答えがあるけど面接に答えはありません。
圧倒的に時間をかけ自己分析しつつどう話せば面接官に届くか訓練するのみです。
これを深堀していきます。

教員採用試験 出願書類の重要性
教員採用試験の提出書類は主に2つあります。
- 志願書、履歴書
- 自己アピール書
採用試験だけでなく、合格後も使われる重要な書類です。
適当に書かず真剣に書くようにしましょう。
教員採用試験 志願書、履歴書
志願書、履歴書に書く主な内容は次の通り。
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 学歴(小学校から)
- 職歴(講師経験含む)
- 長所、短所
- クラブ活動歴(指導できるもの含む)
- 教員免許状
- 資格
記入するときに注意したいのは「期間」です。
例えば小学校をいつ卒業したのか、中学校に入学したのは平成何年なのか正確に理解できていますか?
職歴も同じようにいつから採用されたのか、何か月働いたのかを細かく記入します。
採用後も残る重要な書類です。
ミスがあれば違った問題(経歴詐称等)に発展することも考えられるので慎重に記入しましょう。
教員採用試験 自己PR
面接試験で使用される書類です。
書く内容は自治体によって異なりますが多くは次の通り。
- 本県(市)を志望する理由
- 今までがんばってきたこと
- 苦労したこと
- 教師に活かせる体験
- 教師を目指した理由
- ボランティア活動経歴
- 自己アピール
ここに書いた内容から面接官は質問したことを考えて質問してきます。
書いてある内容が
- 「よくわからない」
- 「汚くて見えない」
だと質問したくてもできませんよね。
書くときは「見やすく、わかりやすく」書くようにしましょう。
自分ではわかりやすく書いたつもりでも第三者から見たら読みづらいことはよくあります。
教員採用試験 志望動機
自己PRと同じく面接試験で使用される資料になります。
なぜその自治体なのか具体的に盛り込んで書く必要があります。
正直、志望動機があやふやだとどの自治体でも言える内容になりますよね。
そういう動機だと弱いということです。
だからこそ自治体の政策や教育方針などを調べておく必要があります。
教員採用試験 自己PR、志望動機の重要性
実はそこまで大切ではありません。
なぜなら書いてある内容よりも印象や態度が評価されるからです。
例えば1つの志望動機があったとして10人の受験者に同じ内容で志望動機を言ってもらいます。
10人全員が同じ評価になると思いますか?
10人なら必ず10通りの評価ができあがります。
つまり内容は一度見て意味がわかればよくて、それ以上に「どう伝えるのか」を意識しておくことが重要。
試験直前まで自己PRや志望動機について悩んでいる受験者を多く見ます。
こういう人たちは内容がよければ合格すると思い込んでいる人たちです。
当然、内容がよくてもそれを伝える能力はないので評価は低いままです。
自己アピール書は面接試験の材料になります。
わかりやすく、見やすく書くことは重要です。でも、内容だけにこだわっていると合格はできません。
教員採用試験 提出書類のまとめ
提出書類は、
- 志願書、履歴書
- 自己アピール書
です。
履歴書は採用後も必要な書類なので期間など間違いがないように記入しましょう。
自己アピール書は面接試験で使われる資料です。
わかりやすく、意味がわかるように書くことが重要。でも、内容だけにこだわっても合格はできません。大切なのは「どう伝えるのか」です。
ぜひ、これらの点を意識して提出書類を揃えましょう。
