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教員採用試験 教育原理で出題率No2「特別支援教育」の過去問をチェック!

教育原理の過去問(特別支援教育)

この記事は特別支援教育(教育原理)の問題を掲載しています。

特別支援教育は教育原理のなかで2番目に出題が多い分野です。

多くの自治体で出題されているので、攻略は必須。しかし、どんな問題がでているのか知らないと対策はできませんよね。

いくつかの問題をまとめています。解答も見ることができるので実力確認にも使えますよ。

ぜひ、出題例を実感してください。

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教員採用試験の教育原理 特別支援教育の特徴

特別支援教育の出題は増加傾向にあります。

今まで障害の種類によって学校を分けていましたが、学校教育法の改正もあり、特別支援学校に統一されました。

これによって、普通の学校で学ぶ発達障害を抱えた生徒も対象になったんですね。すべての教員に特別支援の知識が必要な時代になったともいえます。

だから出題が増加!教育原理の中では学習指導要領、生徒指導に次ぐ出題率となっています。

出題は法令や答申に関する出題が多い

特別支援に関する出題では法令や文部科学省が出す通知の出題が多いです。

また発達障害の定義(ADHDやLD)もよく出ているので、違いや特徴を覚えておきましょう。

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教員採用試験 特別支援教育の問題1

次の文は,「特別支援教育の推進について」(平成19年 文部科学省通知)の一部である。これを読んで,問1,問2 に答えなさい。

1  特別支援教育の理念

特別支援教育は,障害のある幼児児童生徒の( 1 )に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち,幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し,その持てる力を高め,生活や学習上の困難を改善又は克服するため,適切な指導及び必要な支援を行うものである。また,特別支援教育は,これまでの特殊教育の対象の障害だけでなく,知的な遅れのない発達障害も含めて,特別な支援を必要とする幼児児童生徒が在籍する全ての学校において実施されるものである。さらに,特別支援教育は,障害のある幼児児童生徒への教育にとどまらず,障害の有無やその他の個々の違いを認識しつつ様々な人々が生き生きと活躍できる( 2 )の形成の基礎となるものであり,我が国の現在及び将来の社会にとって重要な意味を持っている。

問1  空欄1,空欄2 に当てはまる語句の組合せを選びなさい。
ア. 1 -心理的な安定   2 -知識基盤社会
イ. 1 -心理的な安定   2 -共生社会
ウ. 1 -心理的な安定   2 -情報化社会
エ. 1 ー自立や社会参加  2 -知識基盤社会
オ. 1 ー自立や社会参加  2 -共生社会

 

正答:オ

 

問2  「発達障害を含む障害のある幼児児童生徒に対する教育支援体制整備ガイドライン~発達障害等の可能性の段階から,教育的ニーズに気づき,支え,つなぐために~」(平成29年 文部科学省)に示されている,通常の学級の担任・教科担任が,下線部に対して行う具体的な役割として適切なものの組合せを選びなさい。

① 支援を必要とする児童等がいることを常に想定し,学校組織を活用し,児童等のつまずきの早期発見に努めるとともに行動の背景を正しく理解するようにする。
② 教育上特別の支援を必要とする児童等の個別の教育支援計画及び個別の指導計画作成の中心を担い,適切な指導や必要な支援に生かす。
③ 支援前後の心身の状態の変化などについて,専門分野からの分析を加え,客観的に理解できるように資料をまとめた上で,定期的に校内委員会や職員会議等で報告を行う。
④ 校内対策チームを発足させ,児童等の運動技能や体力の実態,疲労の状態等を把握するように努め,異常が見られたら,速やかに必要な措置をとる。
⑤ 児童等の教育に対する第一義的な責任を有する者であることを意識し,対象となる児童等の保護者と協働して支援を行う。

ア.①②④  イ.①②⑤  ウ.②③④  エ.②③⑤  オ.③④⑤

 

正答:イ

 

教員採用試験 特別支援教育の問題2

特別支援教育について,次の(1),(2)の問いに答えなさい。

(1)次の文は,文部科学省が平成19年4月に通知した「特別支援教育の推進について」の中で示された「特別支援教育の理念」です。文中の( ア )~( ウ )にあてはまる語句を,下のA~Iから一つずつ選び,その記号を書きなさい。

特別支援教育は,障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち,幼児児童生徒一人一人の( ア )を把握し,その持てる力を高め,生活や学習上の困難を改善又は克服するため,適切な指導及び必要な支援を行うものである。また,特別支援教育は,これまでの特殊教育の対象の障害だけでなく,知的な遅れのない発達障害も含めて,特別な支援を必要とする幼児児童生徒が在籍する( イ )において実施されるものである。さらに,特別支援教育は,障害のある幼児児童生徒への教育にとどまらず,障害の有無やその他の個々の違いを認識しつつ様々な人々が生き生きと活躍できる( ウ )の形成の基礎となるものであり,我が国の現在及び将来の社会にとって重要な意味を持っている。

A.障害の状況   B.教育的ニーズ   C.共生社会
D.特別支援学級  E.全ての学校    F.適性や能力
G.特別支援学校  H.持続可能な社会  I.ユニバーサルデザイン

 

正答:ア B イ E ウ C

 

(2)次のA~Eの文は,文部科学省が平成29年3月に示した「発達障害を含む障害のある幼児児童生徒に対する教育支援体制整備ガイドライン」について述べたものです。記述の内容が正しく述べられている文を二つ選び,その記号を書きなさい。

A.平成24年の文部科学省調査の推計結果では,小・中学校の通常学級の中に学習面又は行動面において困難のある児童等が在籍する割合は,15%以上である。
B.「合理的配慮」とは,障害のある子供が,他の子供と平等に教育を受けられるように,学校が必要かつ適当な変更・調整を行うことであり,均衡を失した又は過度の負担を課さないものである。
C.教育上特別の支援を必要とする児童等については,学校生活だけでなく家庭生活や地域での生活も含め,長期的な視点に立って幼児期から学校卒業後までの一貫した支援を行うことが重要であり,その際,家庭や医療・保健・福祉・労働等の関係機関と連携し,様々な側面からの取組を示した個別の指導計画を作成・活用しつつ,必要な支援を行うことが有効である。
D.障害者の権利に関する条約は,平成18年12月に国際連合の総会において採択された条約で,障害を理由とする差別の禁止など,障害者の権利を守るための基本原則などを定めるほか,教育の分野においては「インクルーシブ教育システム」の理念について提唱している。
E.学校内での教育支援体制を確立するために,所管する教育委員会は,校内委員会を設置し,児童等の実態把握を行い,学校全体で支援する体制を整備すると共に,特別支援教育コーディネーターを指名しなけなければならない。

 

正答:B,D

 

教員採用試験 特別支援教育の問題3

障害のある子どもの教育における合理的配慮の観点として適切でないものを,次の1~4 のうちから1つ選びなさい。

1 .注意欠陥多動性障害のある児童生徒であり,聞き逃しや見逃し,書類の紛失等が多い場合には,掲示物の整理整頓・精選,目を合わせての指示,メモ等の視覚情報の活用,静かで集中できる環境づくり等,伝達する情報を整理して提供する。
2 .学習障害のある児童生徒であり,読み書きに時間がかかる場合には,文章を読みやすくするために体裁を変える,拡大文字を用いた資料を使用する,振り仮名をつける,聴覚情報を併用して伝える等,本人の能力に合わせた情報を提供する。
3 .自閉症のある児童生徒に対しては,興奮が収まらない場合を想定してクールダウン等のための場所を確保するとともに,必要に応じて自閉症特有の感覚(明るさやちらつきへの過敏性等)を踏まえた校内環境を整備する。
4 .知的障害のある児童生徒に対しては,全般的に学習内容の習得が困難な場合があることから,在籍する学年で身に付けるべき学習内容の習得を重点とした教育課程を編成する。

 

正答:4

 

教員採用試験 特別支援教育の問題4

次の各文のうち,「教育支援資料~障害のある子供の就学手続と早期からの一貫した支援の充実~」(平成25年10月 文部科学省初等中等教育局特別支援教育課)の序論に関する記述の内容として誤っているものはどれか。1~5から一つ選べ。

1 .学校教育は,障害のある子供の自立と社会参加を目指した取組を含め,「共生社会」の形成に向けて,重要な役割を果たすことが求められている。そのためにも共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システムの構築のための特別支援教育の推進が必要とされる。
2 .障害のある子供にとって,その障害を早期に発見し,早期からその発達に応じた必要な支援を行うことは,その後の自立や社会参加に大きな効果があると考えられるとともに,障害のある子供を支える家族に対する支援という観点からも,大きな意義がある。
3 .障害のある子供一人一人のニーズを把握し,適切な指導及び必要な支援を図る特別支援教育の理念を実現させていくためには,早期からの教育相談・支援,就学支援,就学後の適切な教育及び必要な教育的支援全体を一貫した「教育支援」と捉え直し,個別の教育支援計画の作成・活用の推進等を通じて,一人一人のニーズに応じた教育支援の充実を図ることが,今後の特別支援教育の更なる推進に向けた基本的な考え方として重要である。
4 .インクルーシブ教育システムをより充実させるために,障害のある子供と障害のない子供が,できる限り異なる場で学ぶことを目指すべきであり,その場合にはそれぞれの子供が,授業内容が分かり,学習活動に参加している実感・達成感をもちながら,充実した時間を過ごしつつ,生きる力を身に付けていけるかどうかが最も本質的な視点である。
5 .幾つかの移行期の中でも,就学への移行期における支援の在り方は特に重要である。それには幾つかの理由があり,子供と保護者の期待と不安が大きいこと,就学への移行期は子供の成長の節目と対応していること,子供の教育的ニーズに応じた多様な学びの場を検討する必要があることなどが挙げられる。

 

正答:4

 

教員採用試験 特別支援教育の問題5

下の文は,「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)」(平成24年7月23日 文部科学省中央教育審議会初等中等教育分科会)の一部を抜粋したものである。文中の( a )~( f )に当てはまる語句をア~シから選んだとき,正しい組合せはどれか。次の1~6から1つ選べ。

交流及び共同学習については,( a )に位置付けられ,その推進を図ることとしており,各地で様々な工夫がなされている。例えば,特別支援学校高等部生徒による小学校の児童に対する( b )の実習,居住地校交流における副次的な籍の取扱い,居住地校交流に担任が付き添う際の教職員の( c )やボランティアの育成・活用,( d )の設置による交流及び共同学習の推進などが行われている。今後,例えば,交流及び共同学習における( e ),交流校の理解啓発,( f )の位置付け,中学部,高等部における交流の在り方,異なる教科書等を用いている場合の取扱い等の課題について整理する必要がある。

ア.通級指導教室
イ.障害理解教育
ウ.研修
エ.「個別の指導計画」の作成
オ.育成
カ.教育課程上
キ.職業教育
ク.補充
ケ.「合理的配慮」の提供
コ.分教室
サ.特別支援学級
シ.学習指導要領

 

正答:5

 

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