教員採用試験

教員採用試験 不合格になったら講師はすべきか

教員採用試験 常勤講師、非常勤講師は有利か
教員採用試験に不合格でした・・・。大学卒業後、講師をやりながら合格を目指そうか迷っています。

と、いった悩みに回答します。

どうも、福永です。

この記事は講師をしながら教員採用試験を目指すメリット、デメリットを書いています。

下記ツイートをしました。

教員採用試験に不合格=講師をする。

って選択は多分間違ってない。

でも、講師やったら合格出来るってわけではないから、そこは勘違いしないようにしないといけない。

これを深堀していきます。

現在、大学生や社会人の方で試験に不合格だった場合、『講師として働くべきか』迷うことだと思います。

大学卒業後、または4月以降も講師として働くか迷っている人におすすめの内容です。

教員採用試験に不合格 まずは理由を確認

なぜ、自分が不合格だったのか原因を知ることがとても重要です。

多くの都道府県で不合格者を対象に成績開示を行っています。

成績開示では不合格通知に記載されていた内容よりも、より具体的な数値で不合格理由を知ることができます。

例えば、某県の不合格通知には個人面接の評価D判定としか記載がありません。成績開示をすると、

  • A面接官(教育観)5点
  • B面接官(倫理観)4点
  • C面接官(使命感)8点
  • 合計17点(D判定)

の、ように詳細を知ることができます。

この場合、「倫理観と教育観」が足りていなかったため判定が悪かったという原因がわかります。

合格するために「何が必要か」が分かれば対策はしやすいですよね。

そのため成績開示が重要なのです。

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教員採用試験 講師をしながら

さて、成績開示をおこなって課題が見えたら講師をするかどうか迷いますね。

講師でも常勤講師なのか、非常勤講師なのかありますしね。

どうせ講師をするなら常勤としてがっつり経験をつみたい!って思う人も多いでしょうし、常勤だと勉強する時間がな・・・。って思う人もいるはず!

それぞれのメリット、デメリットを紹介します。

常勤講師のメリット

正規教員と同じ仕事をできるので教員としての指導力や教育観が身に付くため、「即戦力」になることをアピールできます。

また、都道府県によっては教員採用試験で優遇措置を受けることができます。

教員採用試験 特別選考
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非常勤講師のメリット

少なからず教員経験を積むことができる点と常勤講師に比べると教員採用試験の勉強時間確保がしやすいです。

特例選考がなく、全受験者が筆記試験を受験しなければいけない都道府県の場合、常勤講師に比べて勉強できるので合格しやすいです。

もちろん、時間があっても勉強しなければ落ちますが・・・。

常勤講師のデメリット

正規教員と同じ仕事を任されるため、勤務時間は月~金、土日も部活動で働くこともあります。

教科指導、学校行事への参加、生徒指導など学校の一員として働ける反面、拘束時間が長いため教員採用試験の勉強時間確保が困難です。

非常勤講師のデメリット

3,000円前後の時給なので、意見良くみえますが教材研究やテストの作成、丸付などに対しては賃金の発生はありません。

あくまで授業のみに支払われる金額です。

教員としての経験も教科指導については身に付きます。

しかし、教員採用試験で評価されやすい生徒指導や学級経営などの力は身につきにくいです。

講師の給料

常勤講師と非常勤講師は給料体系がまったく違います。

常勤講師の給料

常勤講師の給料は正規教員に準じた金額をもらうことができます。

通勤手当や諸手当、賞与(ボーナス)も支給。

勤務内容も正規教員と同じことをまかされるため、部活動や担任を任されます。

非常勤講師の給料

非常勤講師は自分の担当する教科のみを受け持つことが多いので、時給制です。

校種や地域によって多少の差はありますが1時間当たり3,000円前後が相場。

東京都の場合、週当たり1~26時間の範囲で採用されます。受け持つ科目や学年によって担当時間は変わりますが、上限26時間受け持つことができた場合の給料は、

1,880円(最低金額)×26時間(上限)×4週=195,520円

ほど、もらうことができます。

ここから税金や保険料などが差し引かれるため、手取りはさらに少なくなります。もちろん賞与(ボーナス)の支給もありません。

教員採用試験 講師をやっているから合格しやすいわけではない

講師経験があれば特別選考で受験することができます

例えば横浜市は「教員経験が1年以上ある人」は、1次試験の筆記試験を指導案に代えて受験することができる特別選考を実施しています。

1次試験の教養試験と専門試験が免除されることは、勉強時間の確保が難しい常勤講師にとってありがたい措置といえますね。

でも、必ず合格しやすいわけではありません

詳しくは「教員採用試験 一般選考と講師経験者採用 合格率の違いはあるの?」で書いています。参考にしてください。

終わりに

常勤講師・非常勤講師として勤務がはじまると、仕事に慣れることが最優先になるため教員採用試験の勉強時間を確保することが難しいです。

とくに1学期(4月~7月)は1年間の中でも新入生、クラス替え、学年の移動、教員の異動などで忙しい時期。その中で、「仕事に慣れる」「子どもに向き合う」「教科指導をする」をしながら「教員採用試験の勉強をする」。

自分のなかでうまくPDCAサイクルを回すことができないと合格は難しいです。そこは意識しておきましょう。

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福永 真
42歳 関東圏在住/大卒→中学・高校教員(社会科)→教育出版業を経て教職コンサルタントとして躍進中。教育問題の課題、解決に向けたセミナーを開催・企画しています。