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教員採用試験 新卒が常勤講師をしながら合格できない理由

教員採用試験 新卒で常勤講師

 今年の教採に不合格でした。大学を卒業したら常勤講師をしながら合格を目指そうお思うけど難しいですか?

と、いった悩みに回答します。

どうも、福永です。

この記事は常勤講師1年目の人が教員採用試験に合格することが難しい理由を書いています。

先日、こんなツイートをしました。

この件について深堀していきます。

講師1年目の人、これから講師をやろうか迷っている人必見です。

常勤講師1年目に襲い掛かる問題

結論からいえば常勤講師1年目の1学期は超忙しいです。

基本的に常勤講師は正規教諭と違いはほとんどないため、クラス担任から部活動まで任されます。

教師1日の流れについては「教師の本音」の記事「とある教師の1日。長時間勤務の実態をどこよりも詳しく」を参考にしてください。リアルな日常が書かれていますよ。

出典:「教師の本音

教員採用試験を受験したことがある人はわかると思いますが、5月~6月は本試験までのラストスパートでしてこの期間でどれだけ対策できるかが試験に響いてきます。

大学生はこの超大切な時期に教育実習が入ってくるので合否に影響が少なからずでてきます。ちなみに合格率が高い教育大学は3年時に教育実習をすることが多いので合格率が高いです。

これは常勤講師をしている人にも言えることで、講師1年目は「覚えることが多い」、「初めての環境」、「なれない生活」に心身ともに悲鳴が上がる時期です。

そんな状態で教員採用試験の対策ができるかと言われればできないのではないでしょうか。

対策がしたくても満足に対策ができないため常勤講師1年目は合格しにくいのです。

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常勤講師をやれば気持ちに変化がでる

常勤講師は正規教諭と同じように給料や賞与がもらえます。

つまり「何としても正規教諭に!」という気持ちが薄れてしまいます。

またこういうマインドの人は「何年か講師経験をつめば合格できる!」とどこかで思っていることがあるため絶対に合格しません。

確かに講師経験を何年かつめば試験の免除があるので一般選考より合格に近づくでしょう。そう、近づくだけで合格できるわけではありません。

関連記事 講師経験者、社会人経験者は有利?|教員採用試験の特別(特例)選考とは。

時間がないけど合格するための方法

過去問5年分を早めに見て傾向を分析しましょう。

理由は自治体によって出題傾向があるので、無駄な勉強をハブことができるからです。

例えば大阪府の教養試験は30問の出題があります。

30問の内訳をみると次のとおり。

  • 教育原理 9問
  • 教育法規 4問
  • 教育心理 1問
  • 教育史 1問
  • 数的推理 2問
  • 判断推理 4問
  • 空間把握 2問
  • 資料解釈 1問
  • 文章理解 6問

圧倒的に教育原理の出題が多いですよね。

逆に教育史や資料解釈は出題がほとんどありません。何から勉強すればいいのかわかったはずです。

同じような傾向が過去問を分析すればわかるので少ない時間でも十分合格点に持っていく対策をすることができるのです。

常勤講師をやっていれば机に向かってがっつり勉強することはほとんどできません。

だとすれば、必要な知識を隙間時間などで対策するしかありませんよね。

必要な知識を知るためにも過去問分析を早めに行いましょう!

ABOUT ME
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福永 真
42歳 関東圏在住/大卒→中学・高校教員(社会科)→教育出版業を経て教職コンサルタントとして躍進中。教育問題の課題、解決に向けたセミナーを開催・企画しています。